目薬は、目のかゆみ、涙、充血、水様性分泌物、しみる、熱感などの症状を改善します。薬の入っていない人工涙液や、抗ヒスタミン剤の入った目薬を試すとよいでしょう。
目のアレルギーの目薬はどのように使うのですか?
回答
目のかゆみ、涙、充血、水様性分泌物、しみる、熱くなるなどの症状には、目薬が有効です。薬の入っていない人工涙液や、薬の入った目薬を試してみてはいかがでしょうか。
-
抗ヒスタミン薬。短期的な緩和をもたらします。
-
マスト細胞安定化剤。抗ヒスタミン薬と似ているが、より長い期間、症状を緩和させる。抗ヒスタミン剤と肥満細胞安定化剤の両方が配合された目薬もあり、短期間かつ長期的に症状を緩和することができます。
-
充血除去薬。この薬は、市販の目薬の多くに含まれています(単独または抗ヒスタミン薬と併用)。2~3日以上は使用しないようにしましょう。赤みや腫れを悪化させる可能性があります。
-
非ステロイド性抗炎症薬。非ステロイド系抗炎症剤:効き目はありますが、塗った時に少ししみるか、熱くなることがあります。
-
処方された副腎皮質ホルモン剤。重い症状や慢性的な症状を和らげることができますが、短期間しか使用できません。
目のアレルギーがあり、コンタクトレンズを使用している場合は、アレルギーの誘因にさらされたときにレンズをクリアに保つための目薬について、眼科医に尋ねてください。
出典:日本経済新聞社
Whitney Seltman氏のレビュー(2020年8月26日付
2020/8/26にメディカルレビューされました。