子どもの胃痛や吐き気がひどいときの対処法を医師が解説します。
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子どもが動いていない
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子供が弱くて立ち上がれない
子どもが腹痛や吐き気に襲われたことを知るのはつらいことですが、たいていの場合、痛みは2時間以内に軽減されます。
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もしもの時は医師に連絡しましょう。
子どもが腹痛で、次のいずれかに該当する場合。
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痛みが頻繁に起こる、または悪化する
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おへそから右下腹部に移動するような痛み
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痛みのために歩行が困難な状態
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1日以上食欲がない
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緑色や黄色の嘔吐物、または血液やコーヒーかすのような斑点を含む嘔吐物
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尿の色が濃くなる、おむつが濡れる回数が減るなど、脱水の症状が見られる
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黒い便や血便が出る
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便の出が悪い
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足やお尻にあざのような発疹ができる
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胃痛に伴う頭痛や喉の痛み
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排尿時の痛み
子どもの腹痛の症状の対処法
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子どもを横にして休ませる。
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最後の嘔吐から約2時間は、子どもに水分を与えない。その後、水や炭酸飲料などの透明な液体を与える。一度に一口ずつから始めてください。
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子供が嘔吐したときのために、容器を近くに置いておく。
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子どもが何度も嘔吐する場合は、排尿量の減少やおむつの乾燥、唇の乾燥、涙のない泣き声など、脱水の兆候に注意する。
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子どもが便秘かもしれないと思ったら、トイレに寝かせましょう。便を出すことで、痛みが和らぐことがあります。
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便秘と思われる場合は、ぬるま湯の中に座らせて便を出しやすくする。
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イブプロフェン(アドビル、モトリン)、鎮痛剤、下剤を与えないようにする。