子供の便秘:症状、原因、治療法&対処法

子供の軽い便秘を家庭で治す方法を医師が伝授します。

  • 激しい腹痛があり、動くと悪化する。

  • 発熱がある

  • 嘔吐がある

  • 腹部が腫れている

  • 元気がない

便秘、つまり硬くて痛い便を出すことは、小さなお子さんによくある問題です。軽度の場合は、家庭で治療することができます。

こんなときは医師に相談を

  • お子さんに便秘の兆候が続いている。

1. 水分補給を増やす

  • 4ヶ月以上の乳児の場合:プルーン、洋ナシ、リンゴジュースなどの果汁を少量加える。バナナやアップルソースは便秘を増進させるので避ける。

  • 1歳以上のお子様の場合:フルーツジュースを提供し、水を多めにします。

2. 食物繊維を増やす

  • 4ヶ月以上の乳児の場合:えんどう豆、豆類、プルーン、桃、プラム、あんずなどのベビーフードを追加する。

  • 1歳以上の子供:果物、エンドウ豆、豆、ブロッコリーなどの野菜、玄米、全粒粉パン、グラハムクラッカーなどの全粒粉食品を追加する。1日4〜5個のプルーンも食物繊維の非常に良い摂取源となります。バナナやアップルソースは避けましょう。

  • キャンディーやお菓子を控える。牛乳やチーズは16~20オンスにとどめる。

3. 良い習慣を奨励する

  • 食後におまるやトイレに座らせる。

  • おまるやトイレに毎回10分ほど座ってもらう。

  • おまるにいるときは、足を床につけたままにさせる。トイレにいるときは、足台を使用する。

  • 排便があったらご褒美をあげる。

  • トイレトレーニングへの不安が便秘に関与している場合は、一時的にオムツに戻す。

4. 小児科を受診する

  • 症状が続く、便に血が混じっている、排便後も腹痛が続くなどの場合は、小児科医に連絡してください。

  • まず小児科医に相談することなく、乳幼児や子どもに下剤を与えることは絶対にしないでください。

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