ティーバッグは、さわやかな飲み物を作るのを助けるだけでなく、多くのことを行うことができます。ティーバッグの使い方をご紹介します。
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寝不足が原因で目が腫れぼったくなったら、カフェイン入りのティーバッグを2つほど使うとよいでしょう。お茶を入れるようにぬるま湯に浸し、冷蔵庫で数分冷やします。両目に1袋ずつ5分ほどかけると、むくみが緩和され、目の近くの血管が小さくなるそうです。
肌荒れに効く
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ウルシ科の植物に遭遇し、かゆみや痛みを伴う発疹ができた場合、紅茶を入れたお風呂に入ると、炎症が緩和され、肌がしっとりと落ち着くかもしれません。また、紅茶を使った湿布は、顔の皮膚炎など、かゆみを伴う発疹ができる他の皮膚疾患の治療にも効果があるという研究結果も出ています。
軽度のケガの治療
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紅茶のドレッシングは、小さな擦り傷や打撲による痛みを和らげ、腫れを緩和させる効果もあります。ティーバッグを開けて蒸らし、冷ましてから、怪我をした部分に数分間押し当てます。
虫刺されの痛みを和らげる
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虫に刺された後の痛みやかゆみには、ティーバッグが効きます。ティーバッグを濡らして絞り、患部に15~20分置くだけです。
歯の痛みを和らげる
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歯が痛いとき、温かいペパーミントティーのティーバッグを歯と歯茎に当てると、少し楽になるかもしれません。また、お茶に含まれる酸は、血液の凝固を助ける働きがあるそうです。そのため、歯を抜いた後にティーバッグを噛むと、出血を抑えることができるかもしれません。
授乳による痛みを和らげる
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ティーバッグは、授乳中の母親が乳首の痛みを和らげる湿布の役割を果たすことができます。ティーバッグをぬるま湯で濡らして余分なものを絞り、15分間、1日4回患部に当てると、血流が促進され、治りが早くなることが研究で分かっています。
毛穴の詰まりを解消する
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緑茶の葉で作ったスクラブは、オイリー肌のディープクリーニングと黒ずみを取り除くのに役立ちます。ティーバッグを破り、小さじ1杯の茶葉を少量の水と混ぜ、ペースト状にします。このペーストを患部に2~3分かけてやさしくこすりつけ、ぬるま湯で洗い流します。その後、顔を乾かし、モイスチャライザーを使用します。
布地を染める
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何世紀にもわたって、植物は衣服や布地に色を与えるために使われてきました。茶葉も例外ではありません。ティーバッグは天然の染料として、特にコットンでできた素材に新しい表情やデザインを作り出すことができます。ティーバッグから茶葉を取り出し、かぶる程度の水を入れて加熱します。約1時間後、葉が色あせて見えるようになったら、葉を漉します。残ったものが染料です。
植物を元気にする
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植物が元気に育つためには、DNAの基本構成要素である窒素が必要です。お茶の葉には、その窒素がたくさん含まれているのです。土に混ぜた茶葉は、新芽や根の成長を助け、植物の化学物質の生産を促進することが研究で分かっています。
コンポストへの投入
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茶殻は植物の成長に良いので、堆肥の材料になります。また、ティーバッグを捨てることで、不要なゴミを出さないことにもつながります。しかし、多くのティーバッグには、ポリプロピレンと呼ばれるプラスチックが少量含まれています。これは分解することができません。だから、プラスチックが入っていないものを探しましょう。