肺がんを示唆する症状について、医師が解説します。
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慢性的な、ハックするような、荒い咳、時には血が混じった粘液を伴う咳
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長い間続いている咳の変化
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気管支炎や肺炎など、何度も再発する呼吸器感染症
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悪化する息切れ
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喘鳴(ぜんめい
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持続的な胸痛
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嗄声(させい
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首や顔のむくみ
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肩、腕、手などの痛みや脱力感
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疲労感、脱力感、体重や食欲の減少、熱が出たり下がったりする、激しい頭痛、体の痛みなど
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嚥下障害(えんげしょうがい
これらの問題は、通常、呼吸路の閉塞や、がんが肺やその付近、あるいは体の他の部分にまで広がっているために起こります。
医師に連絡するタイミング
肺の病気の症状、特に咳が続く、血が混じった粘液、喘鳴、嗄声、何度も再発する肺感染症などがある場合は、医師の診断を受けましょう。徹底的な検査を受け、X線検査やその他の検査を受けることができます。
次のような場合は、すぐに救急外来を受診してください。
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多量の血を吐く
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突然の息切れ
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突然の脱力感
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突然の視力障害
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なかなか治らない胸の痛み