偏頭痛に悩まされる人のための旅のヒント

旅行中に片頭痛に襲われないための対処法

水分補給をする

特に暑い地域や、機内の空気が乾燥し ている場所に長時間滞在する場合は、水分 を十分に補給することが大切です。カフェイン入りの飲み物も片頭痛の引き金になり得ますので、アイスコーヒーや紅茶ではなく、水を選ぶようにしましょう。

睡眠時間を守る。

睡眠時間が長すぎても短すぎても片頭痛を引き起こしやすいので、時差ぼけが引き金になることはよくあります。新しい街でナイトライフを満喫するのも楽しいですが、睡眠不足にならないように気をつけましょう。また、時差ぼけがあっても、長時間の昼寝は禁物です。

落ち着いて行動しましょう。

ストレスは片頭痛の大きな引き金となります。事前に計画を立て、目的地まで余裕を持って行動することが効果的です。旅先では、普段から運動を心がけ、緊張をほぐし、スケジュールが詰まっている場合は、休息をとるようにしましょう。

日焼けのし過ぎに注意しましょう。

片頭痛をお持ちの方の中には、天候が引き金となる方がいらっしゃいますが、太陽もその一つです。日差しの強い気候に旅行する場合や、外で過ごす時間が長い場合は、つばの広い帽子やサングラスを用意しましょう。日焼け止めをこまめに塗り、なるべく日陰にいるようにしましょう。頭痛がしそうなときは、屋内の涼しい場所や暗い場所で休んでください。

正しい食生活をしましょう。

旅先では、ついつい贅沢をしたくなるものですが、ほどほどにするのが一番です。アルコールはもちろん、加工食品の多くは片頭痛を引き起こす可能性があることを忘れないでください。また、長時間の無食事も、片頭痛の原因となりますので、健康的なスナックを持参してください。

薬の管理に気をつける。

旅行の計画を綿密に立てていても、旅行が遅れることはよくあることです。預けた荷物がなくなっても大丈夫なように、薬はたくさん用意しておいて、機内持ち込み手荷物に入れましょう。また、飛行機の手荷物入れはとても暑くなったり冷たくなったりするので、薬の効き目が悪くなることがあります。(同じ理由で、暑い車のトランクに薬を入れないようにしましょう)

飛行機に乗る場合は、主治医に相談しましょう。

飛行機内の気圧が片頭痛の引き金になることがあります。アセタゾラミドという高山病の薬で頭痛を予防することができますので、医師に相談してみてください。ただし、旅行の少し前から服用を開始する必要があります。

意外なきっかけに気をつける

慣れない人混みには、タバコの煙、明るい光、大きな音、強い臭いといったものが充満していることがあります。もし、そのような場所に出くわしたら、なるべく静かで刺激の少ない場所に移動するようにしましょう。また、睡眠用のマスクや耳栓(またはノイズキャンセリングヘッドフォン)などを用意し、眠りの妨げになるものを排除しましょう。

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