片頭痛になりやすい人、片頭痛を引き起こさないようにしたい人は、絶対にやってはいけないいくつかのことについて、医師が教えてくれます。
専門家が知っていることは、ある種のものが、ある人々にとって片頭痛の引き金になる可能性があるということです。そのようなものを避けることで、片頭痛になる可能性を低くすることができます。以下に、避けるべきことをいくつか挙げます。
頭痛の引き金になるものにこだわらない。
片頭痛の引き金になるものは人それぞれです。自分の頭痛の原因が分かったら、それを避けるか、医師に相談して対処法を教えてもらいましょう。よくあるのは、ストレス、運動、疲労、薬物などです。女性の場合は、生理前のホルモンの変化で起こることが多いようです。アルコール、カフェイン、チーズ、チョコレート、人工甘味料、生肉、匂いの強いものなどでも起こります。
食事を抜かないこと。
震えるほど空腹になると、片頭痛が起こることがあります。グルコース(血糖値)が低いと、脳に変化が起こり、片頭痛が起きると考える研究者もいます。
痛み止めの薬は3、4日以上飲まないようにしましょう。
アセトアミノフェン(タイレノール)、アスピリン、イブプロフェン(アドビル、モトリン)、あるいはアセトアミノフェン、アスピリン、カフェインの組み合わせ(エキセドリン片頭痛)などの市販薬は、時に片頭痛を緩和するのに役立ちます。片頭痛を感じたら、すぐにこれらの薬を服用するのが一番です。しかし、数日以上続けて使用すると、「反跳性頭痛」につながる可能性があります。体が鎮痛剤を期待するようになり、鎮痛剤が体内にないと片頭痛が起こることがあるのです。
片頭痛が月に数回以上ある、またはひどい場合は、医師に相談してください。頭痛を予防するための処方薬を勧められるかもしれません。
寝すぎず、寝不足にならないようにしましょう。
どちらも片頭痛の引き金になります。規則正しい生活を送ることが大切です。寝つきが悪い、眠りが浅い、夜7~8時間眠っているのに疲れが取れない、などの場合は、医師に相談してください。睡眠時無呼吸症候群や不眠症などの睡眠障害がある可能性があります。片頭痛を含む頭痛の原因になることがあります。それらの治療を受けることで、頭の痛みが和らぐかもしれません。
痛みを我慢しない
片頭痛の痛みや前兆(光やジグザグした線が見える、耳鳴りがする、めまいがする、気分が不安定になるなど)を無視しようとすると、頭痛を悪化させることがあります。できれば、それが治まるまで暗く静かな場所で横になっていましょう。また、冷やした湿った布を額に当ててみるのもよいでしょう。また、頭皮をマッサージすることで、頭の痛みが和らぐ人もいます。
メモを取ることを忘れないでください。
ノートでもスマホでもかまいません。こんなことをメモしておきましょう。
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頭痛がするとき
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持続時間
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どこがどの程度痛いか
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治療に反応するか?
また、一日についてのメモを追加することで、トリガーを把握することができます。などを記録しておきましょう。
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食べたもの
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食べ損ねた場合
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よく眠れたか
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汗をかいたか
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天気予報
ですか?