緊張型頭痛にお悩みの方に、医師がリラックス法、薬物療法など、頭痛の痛みと闘う方法をご紹介します。
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ストレスは頭痛の主な原因の一つです。頭痛の中でも特に多い緊張型頭痛は、緊張した筋肉をほぐすことで落ち着くことがあります。また、頭痛持ちの人は、光や音に敏感になっていることがあります。薄暗い部屋で休んだり、座ったりしてください。目を閉じて、背中、首、肩の力を抜いてください。
カフェインを試す
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カフェインは、鎮痛剤の効き目を良くし、早く効かせることで、緊張型頭痛の症状を和らげる効果が期待できます。そのため、カフェインはしばしば痛み止めの薬の成分として使われています。人によってはカフェインが頭痛の引き金になることもあるので、自分の反応をみてみましょう。
痛みを和らげるためにリラックスする
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深呼吸やイメージトレーニングは、ストレスを軽減し、頭痛の痛みを和らげることができます。何度か深呼吸をします。穏やかな情景を思い浮かべながら、窮屈に感じている部分をリラックスさせ、ゆっくりと息を吐き出します。あごを胸の方に落とし、頭を左右に半円を描くように優しくゆっくりと動かします。もう一度深呼吸をして、ゆっくりと空気を吐き出します。
熱や冷たさで痛みを和らげる
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頭痛に伴う痛みや筋肉の緊張を和らげるには、冷やしたり温めたりすることが有効です。熱いシャワーを浴びたり、首の後ろに湿った熱を当てたりすると、時々起こる頭痛の症状を和らげることができます。湯たんぽ、温かいタオル、温湿布を試してみてください。冷たいものが好きな人は、氷嚢をタオルで包んでください。額、こめかみ、首など、痛むところに当ててください。
緊張型頭痛をマッサージで解消
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マッサージは凝り固まった筋肉をほぐし、リラックスさせる効果があるので、ストレスや緊張による頭痛には特に効果的です。誰かに頭、首、肩の筋肉を優しくマッサージしてもらいましょう。また、自分でできるミニマッサージもあります。頭の痛いところを指先で数秒間、やさしくさする。必要に応じて、休んだり、繰り返したりしてください。
緊張をほぐす運動
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首の体操は、頭を長時間一つの姿勢に保つことで起こる緊張性頭痛の痛みを和らげることができます。手のひらをおでこに当てます。首の筋肉を使って、おでこを手のひらに軽く押し付けます。頭をまっすぐにして、手と腕は抵抗になるように静止させます。
指圧のテクニックを試す
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痛みを和らげることができるかもしれません。親指を頭蓋骨の付け根付近に当てます。頭と首の境目の両脇にあるくぼみを探します。真ん中を走る太い筋肉のすぐ外側です(中心から2センチほど)。親指で、少し圧力を感じるまで、内側から少し上に向かって押します。押しながら、親指を小さな円を描くように1~2分動かします。
市販の頭痛薬
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アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどが痛みを和らげてくれる。 しかし、頭痛薬を週に3日以上使用すると、薬の使いすぎによる頭痛を引き起こす可能性があります。このように頻繁に薬が必要な場合は、医師の診断を受けましょう。
鍼灸にチャンスを与える
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中国医学の一種である鍼治療は、施術者が体の特定の場所に細い鍼を刺します。このツボを刺激することで、体内の自然な鎮痛物質であるエンドルフィンが分泌され、首や肩、頭の痛みを和らげることができます。数ヶ月に渡って鍼治療を受けると、緊張型頭痛の回数が減るという研究結果もあります。
医師を呼ぶタイミング
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頭痛が頻繁に起こる、または数日以上続く場合は、予約をしてください。頭痛が突然ひどくなった場合、頭を打った後に起こった場合、今までで一番ひどい頭痛の場合は、すぐに医療機関を受診してください。また、発熱、肩こり、発作、しびれ、複視、めまい、激しい吐き気、息切れ、混乱など、頭痛に伴う症状がある場合は、緊急医療を受けることが重要です。