骨粗鬆症(こつそしょうしょう):治療と医療用語の用語集

骨粗鬆症のリスクはありますか? 医師が解説します。

: 骨は体の骨格を形成しており、主にリン酸カルシウムと炭酸カルシウムでできています。また、カルシウムの貯蔵場所としても機能している。

骨密度または骨ミネラル密度

: 骨に含まれるカルシウムやその他のミネラルの量を間接的に測定するもの。骨減少症(自覚症状のない骨量減少)と骨粗鬆症(骨折の原因となる重度の骨量減少)を検出することができる。

カルシウム

: 主に骨の硬い部分に含まれるミネラル。カルシウムは健康な骨に不可欠で、筋肉の収縮、心臓の活動、神経系の維持、正常な血液凝固に重要である。

DXA

: Dual energy X-ray absorptiometry(二重エネルギーX線吸収法)。骨密度の測定に使用される。

エストロゲン

: エストロゲンは、卵巣から分泌される女性ホルモンです。エストロゲンが不足すると、骨粗鬆症になることがあります。

骨折

: 骨が折れること。通常、外傷の結果として起こるが、弱った骨では大きな外傷がなくても骨折が起こることがある。

股関節骨折(こかんせつこっせつ)

: 高齢者の健康上の主要な問題である股関節の骨折。通常、転倒や股関節に直接衝撃を与えるような外傷が原因で、特に骨粗鬆症がある場合は、このような骨折が起こりやすい。

副甲状腺機能亢進症

: 副甲状腺ホルモンが過剰になり、血液中のカルシウム濃度が異常に高くなること。骨吸収や骨粗鬆症、腎臓へのカルシウム沈着などの健康障害を引き起こす。

骨減少症

: 骨量が軽度に薄くなった状態ですが、骨粗鬆症ほど深刻ではありません。一般に骨減少症は、骨粗鬆症への道のりの第一歩と考えられている。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう

: カルシウムや骨タンパクの枯渇により、骨量の減少を伴う骨のやせ方。骨粗鬆症は、姿勢の変化や変形、骨折を引き起こし、その結果、運動能力が低下することがある。

閉経後

: 閉経後のこと。連続12ヶ月の無月経を経験した後をいう。

ビタミンD

: カルシウムやリンの吸収・代謝を促進するステロイド系ビタミン。日光は皮膚でのビタミンDの合成を促進する。ビタミンDは、サケ、サバ、マグロなどの脂ののった魚や、栄養強化食品にも含まれている。

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