経腟超音波検査

誰が検査を受けるの?

多くの女性が妊娠初期に経腟超音波検査を受けます。妊娠のこの段階では、腹部超音波検査よりも精度が高いのです。妊娠中に痛みや出血などの合併症がある場合は、その後でも必要な場合があります。

検査の内容

超音波検査は、音波を使って子宮内の赤ちゃんの画像を作成するものです。経膣超音波検査では、技師が小さなプローブを膣に挿入し、小さな赤ちゃんの鮮明な画像を得ることができます。

経膣超音波検査では、赤ちゃんの心音と胎盤を確認します。子宮外妊娠などの問題を排除することができます。また、子宮頸管の問題、例えば「子宮頸管短絡」などは、早期分娩のリスクを高めるものです。

検査の方法

台の上に寝て、足を鐙(あぶみ)で挟みます。骨盤の診察のようなものです。検査技師は、潤滑油を塗った小さなプローブを膣に挿入します。 痛みはありませんが、不快な圧迫感を感じることがあります。

技師はスクリーン上の画像を見ながら、プローブを調整します。検査は全部で30~60分ほどかかります。経膣超音波検査は、あなたにも赤ちゃんにも安全です。

検査結果について知っておきたいこと

超音波検査の後、医師は検査結果を検討し、あなたに話をします。異常がある場合は、さらに詳しい検査を受けることがあります。

妊娠中の検査の頻度について

検査は通常、妊娠初期の一度だけ行われます。赤ちゃんの健康状態が心配な場合は、医師からもっと頻繁に検査を受けるように勧められることもあります。

この検査の他の名称

腟式超音波検査

この検査に類似する検査

超音波検査、レベルII超音波検査

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