米国、メルク社のCOVID-19錠剤に10億ドル追加投資へ

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米国はメルク社のCOVID-19錠剤に10億ドルを追加投資する。

By Ralph Ellis

2021年11月11日--米国政府は、COVID-19にかかった人を助けるために設計された実験的な抗ウイルス剤にさらに投資することになった。

製薬会社メルクは火曜日、政府が追加で10億ドルを投じて同社の錠剤「モルヌピラビル」を14億コース分購入すると発表した。

6月に政府は12億ドルで170万コースのモルヌピラビルを購入することに合意している。この契約では、政府はさらに200万コースを購入するオプションが与えられていると、同社はニュースリリースで述べている。

この契約は、この薬が米国食品医薬品局から緊急使用承認または認可を受けることが条件となっている。メルクは10月11日にEAUを申請した。同社によると、FDAs Antimicrobial Drugs Advisory Committeeは、11月30日にこの申請について議論するとのことです。

メルクとRidgeback Biotherapeuticsが製造するこのカプセルは、重度のCOVID-19や入院の危険性がある成人の軽度から中等度のCOVID-19の治療を目的としている。メルクのヒューマンヘルス事業社長のフランク・クライバーンはニュースリリースで、「モルヌピラビルは、認可されれば、このパンデミックを終わらせるための我々の集団的努力の一環として、COVID-19と戦うためのワクチンや医薬品の1つとなるだろう」と述べています。

10月1日、メルクとリッジバックは第III相臨床試験の中間データを発表し、モルヌピラビルが入院または死亡のリスクを約50%減少させることを示しました。同試験で30日以内に入院した患者は、プラセボを服用した患者の14%に対し、同剤を服用した患者の約7%であったという。

また、ロイター通信によると、政府はファイザーの抗ウイルス剤の治療薬170万コースを購入することに合意し、さらに330万コースのオプションが用意されているという。

ファイザー社によれば、この錠剤「パックスロビット」は、症状が出始めてから3日以内に服用すれば、入院や死亡の可能性を89%削減することができるという。ファイザー社は、近々EAUを申請する予定だとしている。

ロイター通信によれば、どちらの抗ウイルス剤も高価で、一回の治療で約700ドルかかるという。

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