筋力低下を特徴とする病気、重症筋無力症の症状について、医師が解説しています。
重症筋無力症の症状には、次のようなものがあります。
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まぶたの垂れ下がり
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複視
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飲み込みが困難で、むせたり窒息したりする危険性が高くなる。
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声質の変化
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特定の筋肉群の連続使用時の筋力低下の増大と、その筋肉群を休ませた後の筋力向上
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弱い咳
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呼吸困難、呼吸不全に至る(筋無力症クリーゼ)
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眼瞼下垂(がんけんかすい
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不明瞭な言語、嚥下困難、咀嚼時の疲労感(bulbar signs)
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珍しく、腕や脚だけが弱い
次のような症状がある場合は、医師に連絡してください。
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眼瞼下垂や複視に気がついたとき
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咀嚼や飲み込みに困難がある
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断続的な筋力低下が見られるが、休むと改善する。
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すでに重症筋無力症で、呼吸困難がある方