猫の身体的活動や精神的な健康など、活発な生活を送るための方法をご紹介します。
お散歩に行こう
猫にリードを付けて外に散歩に行くなんて考えられないかもしれませんが、練習次第でリードのしつけは可能です。散歩は、猫にとって運動と精神的な刺激になります。首輪をつけると猫は簡単に抜け出すことができるので、ハーネスを購入しましょう。
幼い子猫のうちは、リードに慣れさせるために、リードのしつけをするのが一番簡単です。最初はゆっくりと、リードをつけずにハーネスを装着させます。準備ができたらリードを付けて、家の中や庭を探検させて、しつけを進めてください。
近所に犬がいないか注意し、他の人がペットと一緒に出かけていない時間帯に散歩の計画を立てるようにしましょう。周囲に気を配り、前方に犬がいる場合は、猫ちゃんを抱き上げて、犬から安全な距離まで連れて行きましょう。
家に帰ったら、すぐにリードをはずしましょう。また、猫ちゃんをリードで何かにつないだままにしておくのは、飼い主さんが目の届くところにいて、猫ちゃんの行動を監視しているとき以外には、絶対にやめてください。
窓
猫にとって、外を見ることができることは精神的な刺激になり、一日中楽しむことができます。もし、ブラインドなどで外を見ることができない場合は、窓を1つ、猫の精神的な健康のために使ってあげましょう。
ブラインドは、猫が窓辺に座れるくらいに引き上げます。猫用の腰掛けを設置すれば、外の様子を見ながらのびのびとくつろげるスペースが増えます。これは、あなたが家から離れてフルタイムで働いている場合、猫が一日中退屈しないようにするために、特に重要です。
健康的な体重
猫の心と体の健康のためには、健康的な体重を維持させることが大切です。愛猫の体重や健康状態に適したキャットフードについて、かかりつけの獣医師に相談してみましょう。健康的な食事は、私たちが元気になるのと同じように、愛猫の健康にも役立ちます。
愛猫が太っている場合は、1日に15～20分ほど、愛猫が活発に動けるような遊びをしてあげましょう。遊びのアイデアは以下の通りです。
-
追いかけっこやいないいないばあをする。
-
かくれんぼをする
-
レーザーポインターの使用
-
フェザーのおもちゃ？
-
探検用の紙袋や箱
(>▽
キャットツリー
多くのペットショップでは、猫に垂直な空間を与えるキャットパーチやコンドミニアム、ツリーを取り扱っています。これらの構造は、通常、座る場所や上に座る場所がある多層構造のタワーです。また、カーペットなど、猫が爪を立てて登ったり引っかいたりしやすい素材でできている場合もあります。
猫にとって爪を研ぎたいという欲求は自然なことですが、止まり木やツリーがあれば、他の家具を爪から守ることができます。可能であれば、家の中の異なる部屋に少なくとも2つのタワーを用意しましょう。窓際に置いたり、定期的に配置を変えたりして、猫が家の中のいろいろな場所にいることで精神的な刺激を受けられるようにしましょう。
おもちゃを替える
ネズミのおもちゃ、ボール、羽のおもちゃなど、留守中に遊べるおもちゃを与えてもよいでしょう。おもちゃの種類を増やして、1週間ごとに入れ替えると、新しいおもちゃで遊ぶことができます。ひも付きのおもちゃは、猫が絡まないように、遊びを監視していないときは必ずしまっておきましょう。
おやつをあげる
猫におやつをあげるのはいいのですが、活動によっておやつを獲得するように促す方法を考えてみましょう。おもちゃの中におやつを隠すことで、おやつのために働くという報酬を感じ、食べ物を探すという本能を満たすことができます。
おもちゃはペットショップで購入することもできますし、ご家庭で作ることもできます。トイレットペーパーにおやつを入れ、両端を折って、猫が開けておやつを取り出せるようにします。側面に穴を開けると、おやつのにおいを嗅ぐことができます。
トイレットペーパーロールの中におやつを入れ、おやつが入る大きさの穴を開け、開かないように両端を固定することができます。穴からおやつが落ちるまで、猫がトイレットペーパーロールを叩き続ける必要があります。
猫の食事のうち、おやつは10～15％程度にとどめるようにしましょう。猫のおやつは通常カロリーが高く、ドライフードやウェットフードのように必要な栄養を満たしていない可能性があります。猫の健康に最適なおやつについては、かかりつけの獣医師に相談してください。
