糖尿病性網膜症を放置すると、網膜が傷つき、目の奥にある光を画像に変換する膜が損傷します。
糖尿病性網膜症を治療しないとどうなるのですか?
回答
糖尿病性網膜症を治療しないと、目の網膜が侵されます。血糖値が高い状態が長く続くと、網膜を健康に保つための細い血管が閉塞してしまいます。眼球は新しい血管を伸ばそうとしますが、うまく成長しません。血管は弱くなり、血液や体液が網膜に漏れ出します。これが黄斑浮腫の原因となり、視界がぼやけてしまいます。病状が悪化すると、さらに血管がふさがれます。瘢痕組織(はんこんそしき)がつくられます。網膜が剥離し、緑内障や失明の原因となるその他の問題を引き起こす可能性があります。
情報源|
Michael Dansingerさんのレビュー 2021年6月22日
2021/6/22にメディカルレビューされました。