ドクターが大学生に必要なワクチンをリストアップし、大学生のワクチン指針に関するよくある質問にお答えします。
大学生活には、新たなチャンスと同時に新たなリスクも存在します。共同生活空間、あまり衛生的でない環境、不規則な睡眠習慣はすべて、学生が病気にかかりやすい状態になる可能性があります。
全米感染症財団の会長であるウィリアム・シャフナー医学博士は、「予防が重要です」と言います。バンダービルト大学医学部の感染症学教授で予防医学のチェアマンでもあるシャフナー氏は、新入生にとって最も重要なワクチンについてドクターに語ってくれました。
大学生に必要なワクチンのトップは？
"患者ごとに状況が異なるので、カルテで最新の情報を得ることができます。全体的に強調したいのは、髄膜炎とB型肝炎です。"
"ほぼ全ての大学が、特に寮に住む予定の学生に髄膜炎の予防接種を義務付けるか、強く勧めています。密室だと細菌が蔓延しやすいのです。"
"B型肝炎は血液を媒介とする感染症ですが、性行為によっても感染する可能性があります。この病気は、長期的に肝臓に影響を及ぼす可能性があります。B型肝炎ワクチンは3回シリーズで、これまで作られたワクチンの中で最も安全なものの一つかもしれません。"
"破傷風・ジフテリア・百日咳の混合ワクチンもお勧めします。"
私は未成年です。予防接種を受けるのに親の許可は必要ですか？
"保護者の同意が必要です。"
大学の学生健康センターで予防接種を受けられるのでしょうか？
"それは学校によって大きく異なります。学生は提供されるかどうか、費用は負担されるかどうかを確認する必要があります。"
予防接種後の数時間～数日間に気をつけることは？
"たいしたことはありません。熱が出たら連絡するように言われるかもしれませんが、全体としては驚くほど安全なワクチンです。"
子供の頃、どんな予防接種を受けたか、全く知らないんです。親が全部やってくれたのに。どうすればいいのでしょう？故郷の小児科医に電話すればいいのでしょうか？
"ほとんどの大学は、あなたが行く前に記入するための健康上のフォームを送信します。これは、小児科医を訪ね、予防接種の記録について話をする機会です。でももちろん、質問があればいつでも主治医に連絡できますよ。"
