愛犬の夏を涼しく過ごす方法

水温が上がっても、ペットの体温を下げないようにしましょう。

夏といえば、愛犬と外で遊ぶことが多くなります。でも、気温が上がったら、ペットを守るための対策をとりましょう。散歩に行くときも、車に乗るときも、庭で遊ぶときも、暑さはペットに大きな負担となります。ここでは、毛皮で覆われた親友を安全に守る方法をご紹介します。

愛犬を車の中に放置しない。ほんの数分しかいられないと思っても、です。外がそれほど暑くなくても、閉め切った車の中は温度が急上昇します。気温が85度の日なら、10分以内に華氏102度に達することもあります。しかも、それは窓を割った状態での話です。30分後には120度になっているかもしれません。犬を家に置いていくか、一緒に行ける場所に行きましょう。

家の中を涼しくする。愛犬を一人で留守番させる場合は、心から冷静になれるようにしてあげましょう。エアコンをつけっぱなしにし、カーテンを閉めましょう。エアコンがない場合は、窓を開け、扇風機をつけるとよいでしょう。冷却ベストや冷却マットを使用するのもよいでしょう。

運動する時間に気をつける。暑くて湿度が高いときは、運動する時間や量を制限しましょう。散歩は早朝や夕方など、涼しい時間帯にしましょう。また、2人分の水を持ち歩くようにしましょう。

舗装をチェックする。散歩に出かける前に、舗装を触ってみてください。あなたの手が熱すぎるなら、それはあなたの犬の肉球にとって熱すぎるのです。草の上を歩き、アスファルトの上には近づかないようにしましょう。また、犬の足が火傷しないように、ブーティを履かせるのもよいでしょう。

十分な水と日陰を用意する。ワンちゃんを長時間一人にしないようにしましょう。そして、外にいるときは、日陰と新鮮で冷たい水がたくさんあることを確認しましょう。できれば氷も入れてあげましょう。日陰には、犬小屋よりも木が適しています。木は風通しがよいのです。犬小屋は熱を閉じ込めてしまい、さらに悪化させる可能性があります。庭に子供用のプールやスプリンクラーを設置して、犬が涼めるようにすることも考えてください。

涼しいおやつを作る。犬の体を内側から冷やしてあげましょう。子犬用のアイスキャンディーなら、氷の中においしいおやつを詰めて作ります。また、噛むおもちゃに詰め物をして凍らせれば、冷たいおやつになります。

湿度にも気をつけましょう。空気中に湿気が多いと、犬は十分に息ができず、体を冷やすことができません。そうすると体温が上がり、熱中症になる可能性があります。室内にとどめ、運動も制限しましょう。

危険な犬の世話をする。パグやブルドッグのような鼻ぺちゃのペットを飼っている人は要注意です。パグやブルドッグは気道が狭いため、パンティングをしても熱を逃がしにくいのです。また、老犬や太り気味の犬、心臓や呼吸に問題がある犬も熱中症になりやすいので、注意が必要です。

毛づくろいをする。毛の長い犬は、毛玉や絡まりをとってあげましょう。そうすることで、涼しさを保つことができます。獣医師やグルーマーに相談する前に、毛を剃ったり切ったりしないようにしましょう。冬に暖かくするための余分な毛は、夏には涼しくしてくれるかもしれません。

かかりつけの獣医さんに診てもらいましょう。特に夏場は、予防注射を最新の状態にしておきましょう。パルボウィルスは暑い季節に流行します。また、犬は外で過ごす時間が長いので、狂犬病に感染している生き物に接触する可能性が高くなります。夏は、多くの病気を媒介するノミや、心筋症を媒介する蚊の多い季節です。これらの害虫を防ぐために、定期的に薬を飲ませるようにしましょう。

熱中症のサインに気をつけよう ワンちゃんは体調が悪くても教えてくれないので、こんな症状が出る熱中症に気をつけましょう。

  • 激しいパンティング

  • 激しいよだれ

  • 呼吸困難

  • 心拍が速い

  • 歯ぐきや舌が黒ずんだり赤くなる

  • めまいがする

  • 衰弱

  • 攪拌(かくはん

兆候が見られたら、すぐに動物病院に連れて行ってください。

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