ハイムリック・マヌーバ 窒息の治療 救助の手順と応急処置情報

医師が教える窒息の応急処置の手順

  • 人が窒息している

  • 人が呼吸困難になっている、あるいは呼吸音がうるさい。

  • 人が意識を失っている

生後12ヶ月以下の乳児については、「子どもの窒息」を参照。

911を待っている間

意識はあるが呼吸や会話ができない場合

1. 反撃する

手のかかとで肩甲骨の間を5回まで打撃する。

2. まだ窒息している場合は、突き上げを行う。

妊娠中や肥満でない場合は、腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行う。

  • 人の後ろに立ち、両腕を腰に回す。

  • 握ったこぶしを相手のおへそのすぐ上に置きます。もう片方の手でこぶしをつかむ。

  • 相手を持ち上げるように、内側から上へ素早く引っ張ります。

  • 腹筋を合計5回行う。

  • それでも詰まりが取れない場合は、物を吐き出すか、呼吸や咳をし始めるまで、背部打撃5回、腹部突き上げ5回のサイクルを続ける。

  • 口の中の物を取り出すのは、それが見えている場合のみとする。口の中の物が見えない限り、決して指掃きをしてはならない。

相手が肥満や妊娠している場合は、腹部高位突きを行う。

  • 人の後ろに立ち、両腕を包み込むようにして、両手を乳房の骨の付け根に位置させる。

  • 素早く内側から上に引き上げます。

  • 対象物が外れるまで繰り返す。

3. 必要であればCPRを行う

閉塞物が出ても呼吸がない場合、または意識不明になった場合。

  • 子どもの場合は、子どものためのCPRを開始する。

  • 大人の場合は、大人用のCPRを開始します。

4. フォローアップ

救急隊員が到着したら、引き継ぎを行い、必要に応じてCPRを行ったり、病院へ搬送することもあります。

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