小さな子どもは、病気になると脱水症状を起こす危険性があります。
-
生後1ヶ月未満
-
極端な無気力状態
-
つままれても跳ね返らない皮膚がある
-
呼吸が速い
-
混乱している
特に嘔吐や下痢、発熱がある場合、乳幼児にとって脱水症状は危険です。脱水の兆候を真剣に受け止めましょう。
以下の場合は医師に連絡しましょう。
-
お子さんが脱水症状を起こしているのではないかと心配なとき。
-
お子様が12時間以上嘔吐を繰り返している、または嘔吐せずに少量の液体を摂取することができない。
-
お子さんが24時間以上、下痢をしている。
-
おむつが乾いている、または8時間尿がない、唇が乾燥している、頭の柔らかい部分がくぼんでいる、涙が出ずに泣いているなどの脱水の徴候が見られる。
1. クールオフ
-
お子さんが日光や暑いところにいた場合は、涼しい場所に入りましょう。
-
涼しく、軽い服を着せてあげましょう。熱がある場合にも有効です。
2. 水分補給をする
-
水分は少量ずつ与える。ジュースやソーダは避け、代わりに氷菓を選ぶ。その後、子供が吐いた場合は、20~30分待ってから再度水分を与える。2回以上吐いた場合は、かかりつけの小児科医に連絡する。
-
乳児が母乳で育っている場合は、授乳を続けましょう。授乳回数を増やし、短時間で授乳させましょう。
-
小児科医は、赤ちゃんに少量の経口電解質溶液を与えることを望むかもしれません。医師に量を確認しましょう。
-
幼児には、15分ごとに大さじ1杯程度の経口電解質溶液、氷片、水、アイスポップ、または透明なスープを与えてください。
3. ゆっくりとしたペースで
-
一度にたくさん飲むのではなく、少しずつ頻繁に飲むように促しましょう。
-
水分補給液で作ったアイスキャンディーを提供する。
4. 子どもの様子を観察する
-
症状がよくならない場合や、嘔吐が続く場合は、かかりつけの小児科医に連絡するか、救急外来を受診してください。
-
子供が吐いているときは、アセトアミノフェン(タイレノール)やイブプロフェン(アドビル、モトリン)は与えないでください。16歳未満の子供には、アスピリンを与えないでください。