子どもはよく頭をぶつけますが、頭を軽く打ったときの対処法や助けを呼ぶタイミングについて、医師が解説しています。
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呼吸をしていない
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意識を失った
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発作を起こした
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目が覚めにくい
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言葉が不明瞭になる、または混乱した状態になる
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歩くときにふらつく
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腕や足の力が弱い
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首がいつものように動かせない
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出血が止まらない
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頭蓋骨にへこみがある、または腫れがひどい
幼い子どもの軽い頭のケガは怖いものです。そして、たいていの場合、傷は小さいのですが、頭のけがの中には、すぐに治療が必要なものがあります。
場合は、医師を呼びます。
重症と思われる場合、またはお子さまの場合
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2歳未満
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首の痛みがある
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泣いてばかりいる
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傷口が大きく開いていて縫う必要がある
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何度も嘔吐した
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泣いていないが、耳や鼻から透明の液体が出ている
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視界がぼやけている
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ひどい頭痛がする
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物忘れがひどい
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混乱の兆候を示す
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脳損傷の既往歴がある
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3フィート以上の高さから落下した
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高速で移動する物体により頭部を打撃された場合
です。
1. 頭皮の軽度の傷のケア
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マイルドな石鹸と水で患部を洗います。
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止血のため、滅菌した布を使用し、10分間圧迫する。
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タオルや布に包んだ氷で20分ほど患部を冷やします。腫れや痛みを抑えるために、1時間後に再度氷で冷やす。
2. 子供の様子を見る
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2時間、子どもから目を離さないでください。歩き方、話し方に注意する。
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普段の様子から変化がないか確認する。上記のような症状がある場合は、医師に連絡するようにしましょう。
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透明な液体だけを飲ませる。
3. 症状の治療
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2時間後、子供の行動が正常であれば、必要に応じて、痛みを和らげるために、小児用処方せんのアセトアミノフェン(タイレノール)を投与する。
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アスピリンやイブプロフェン(アドビル、モトリン)は出血する可能性があるので与えないでください。
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24時間、より深刻な傷害の徴候がないか、子供の観察を続けてください。しかし、数時間おきに、呼吸が正常であるかどうかを確認する必要があります。
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24時間後、小児科医と相談し、お子さんの状態を評価し、いつから遊びや他の活動に戻ってもよいかなどの質問に答えてもらいましょう。