腕の骨折の応急処置について、医師が解説しています。
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人が重傷である。
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頭、首、背中の傷害が疑われます。
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骨が皮膚から突き出ている
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数分間しっかり圧迫しても出血が止まらない
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傷口から血が噴き出る
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腕がしびれたり、白くなったり、青くなったりする。
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腕に変形がある。
(腕に変形がある
1. 必要であれば出血を止める
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出血が止まるまで、傷口を清潔な布でしっかり圧迫してください。
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骨が皮膚を突き破っている場合は、触ったり、元の位置に戻そうとしたりしないようにします。
2. 腫れを抑える
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ラップした氷嚢やタオルに入れた氷を数分ずつ腕に乗せる。
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可能であれば、腕を心臓より高くする。
3. 腕を固定する
重傷でない場合
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腕を伸ばそうとしない。動かさないように静止させるようにする。
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負傷した腕を動かさずに袖を取り外すことができない場合は、袖を切り取る。
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腕を動かさずにできる場合は、丸めた新聞紙や定規などに応急処置用のテープで丁寧に貼り付ける。
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スプリントやラップで血行が遮断されていないか確認する?
4. すぐに医療機関を受診する
5. 経過観察
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レントゲン撮影を行い、ギプスやスプリントを装着することがあります。
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手術は、骨をリセットしたり、壊れた部分を整列させるために必要な場合があります。
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皮膚を突き破ってしまった骨は、洗浄と場合によっては手術が必要です。