良性頭位めまい症の応急処置について

良性頭位めまい症は、内耳の病気です。意識消失の応急処置を医師が解説します。

  • 止まらない嘔吐がある

  • めまいがして立てない、歩けない

  • 以下のような良性頭位めまい症とは矛盾する症状がある。

    • 頭部外傷がある

    • 痙攣(けいれん

    • 意識喪失

    • 発熱

    • 頭痛または首のこり

    • 視覚、言語、動きの変化などの脳卒中の兆候

1. めまいの緩和又は予防

  • 横になって休ませる。

  • 本人は急激な体位変換を避ける。

  • 本人が急激な頭の動き、特に上を向くことを避けるようにします。

2. 本人の安全を確保する

  • 転倒を回避できるようにする。

  • 吐き気や嘔吐がある場合は、横向きに寝かせるようにします。

  • 運転や危険な機械の操作をしてはならない。

  • 安全に歩けない場合は、救急病院に連れて行くか、救急車を呼ぶ。

3. 医療機関に連絡する

  • めまいの新たな兆候や症状は、医療機関で確認する必要があります。

4. フォローアップ

  • 医療従事者は、神経学的検査のうち、平衡感覚と内耳に焦点を当てた部分を含む、重点的な身体検査を行います。この検査では、聴力検査や平衡感覚検査、場合によってはCTスキャンやMRIスキャンを行うこともあります。

  • 最も一般的で効果的な治療法は、粒子位置変更法(Epley maneuver)と呼ばれるものです。内耳の理学療法の一種で、外来で行い、自宅で継続することが可能です。

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