足の指を骨折した場合の治療法を医師が解説します。
1. 腫れとさらなる傷害を防ぐ
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なるべく足に負担をかけないようにする。
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痛みの原因となる動作や圧迫を避ける。
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1回に20分まで氷を当てる。タオルに包んで、直接皮膚に当てないようにします。
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特に受傷後2日間は、痛みや腫れを抑えるために、できるだけ頻繁に足を高くしておく。
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痛みに対しては、アセトアミノフェン(タイレノール)またはイブプロフェン(アドビル、モトリン)を服用する。
2. 助けを求める
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痛みがひどい、歩けない、足の指が曲がっている、変形している、痛みが長く続いているなどの場合は、病院を受診してください。
3. 経過観察
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3~4週間は足を休め、痛みの出るような活動は避けてください。
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負傷したつま先を保護し、安定させるために、底の硬い靴を履く。つま先を圧迫するような靴は避けてください。