喉頭炎の治療法:喉頭炎の応急処置について

喉頭炎とは、医学用語で声帯と呼ばれる喉頭の炎症と腫れのことです。医師が原因や治療法を解説します。

喉頭炎の症状が数日しか続かない場合や、普段より声を使った直後に発症する場合は、できるだけ声を休ませることが主な治療となります。

微熱、咳、鼻づまり、鼻水、筋肉痛、体がだるいなど、ウイルスに感染したような症状がある場合は、水分を多く取り、アセトアミノフェン(タイレノール)やイブプロフェン(アドビル、モトリン)を服用するようにしてください。

お風呂やシャワー、加湿器などの蒸気を吸うと、気分がよくなる人も多いようです。

どのような場合でも、喫煙や他の人が喫煙しているところにいることは避けるべきでしょう。

治療について

慎重な診察の後、医師が治療方針を決定します。ほとんどの場合、医師は自宅でのケアを勧め、時にはステロイド薬を処方することもあります。もし、喉頭炎が細菌感染によるものだと判断されれば、抗生物質が処方されます。

また、すぐに悪化してしまわないように、診察室や救急外来でしばらく様子を見ることもあります。呼吸困難や、大人よりも子供によく見られる気道が腫れたり閉じたりするような兆候があれば、入院することになります。これらの稀で重篤な事象により、喉に呼吸チューブを入れることが必要になる場合があります。この処置は気管内挿管と呼ばれます。その後、人工呼吸器と呼ばれる機械で呼吸をすることになります。この場合、抗生物質とおそらくステロイドの静脈内投与が行われます。このような例は主に子供に見られ、重症のクループや喉頭蓋炎が原因であることがあります。

Hot