赤ちゃんに最適なおもちゃ

探究心を刺激し、能力を高める遊び道具の選び方。

電子画面をタッチすれば、画像や音楽、ゲームなどが出てくる時代ですが、赤ちゃんのおもちゃは、好奇心や運動能力を刺激するシンプルなものが一番だと、ワシントンDCの子どもの発達と子育ての専門家、クレア・ラーナー氏は言います。

幼児期の発達に焦点をあてた非営利団体「Zero to Three」で活動するラーナー氏は、「赤ちゃんは世界に興味を持ち、好奇心を持つようになり、それが学習の基礎となるのです」と話します。ラーナー氏が選ぶおすすめのおもちゃをご紹介します。

ベビーベッド用モビール

カラフルなモビールは、視覚的なコントラスト、動き、音で赤ちゃんを魅了します。赤ちゃんの反応を見てみましょう。刺激に敏感な子もいれば、すぐに圧倒されてしまう子もいます。モビールは、5カ月になるか、手とひざで体を起こせるようになったら、取り外してください。

赤ちゃんへの語りかけは脳の発達を助けるので、読み聞かせを始めるのに早すぎるということはありません。赤ちゃんが触ったり、手に持ったり、口に入れたりできる本から始めましょう。

コップの入れ子

最初はコップを叩いて音を立てます。やがて、コップの中にコップが入ることや、積み重ねることができることを覚えます。

飛び出すおもちゃ

プラスチックの大きなボタンを押すと、にっこり笑ったクマさんが飛び出してきます。このようなおもちゃは、驚きをきっかけに、原因と結果を理解することができます。

つなげるブロック

物を分解したり組み立てたりするのが好きな子もいます。赤ちゃんはブロックの組み立てをしますが、年長さんではブロックが創造的な遊びのツールになります。

楽器

幼い赤ちゃんは、プラスチックのマラカやドラムスティックを振り回すだけかもしれません。でも、その握り方が運動神経の発達を促します。6~8カ月ごろには、小太鼓や小ぶりな木琴を叩けるほど運動神経が発達します。

形あてゲーム

容器に形を落とし、それをこぼすという遊びです。この遊びは、15~18ヵ月ごろにならないとできませんが、正しい形の穴に落とすことで、空間的な概念を示すことができます。

お医者さんへの遊びの質問

赤ちゃんが口に入れても大丈夫なおもちゃはどれですか?

おもちゃの包装にある警告マークに注意しましょう。米国消費者製品安全委員会から安全ガイドを入手することができます。

赤ちゃんのおもちゃはどのように掃除したらよいですか?

スプレー式の消毒剤を使い、よくすすいでからもう一度遊ばせてください。

赤ちゃんの運動能力に適したおもちゃはどれですか?

答えは、赤ちゃんの月齢によって異なります。赤ちゃんの運動能力の発達は、一様ではありません。

赤ちゃんが遊んでも安全なのは、どんな日用品ですか?

赤ちゃんは、スプーンで鍋やプラスチックの容器を叩いて楽しむことがあります。

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