片頭痛で生活に支障が出たときのために、対策をしておきましょう。頭痛が日常生活に支障をきたす場合、どのように対処すればよいのか、計画を立てておきましょう。
偏頭痛は何日も続くことがあります。仕事中や外出先で、暗い部屋の布団にずっと入っているわけにもいかないでしょう。偏頭痛で生活に支障が出たときに、できることがあります。
計画を立てる
片頭痛に襲われた時の対処法を知っておく。
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できれば、暗くて静かで涼しい部屋で横になる。横になっていられない場合は、せめて電気を消せる場所に行くようにしてください。
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温湿布や冷湿布を手元に置いておく。頭や首筋に使用する。自分が一番気持ちいいと思う温度や場所を選びましょう。
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こめかみ、頭皮の痛いところをやさしく押さえる。気持ちよかったら軽いマッサージをしてみてください。痛いことはしないようにしましょう。
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コーヒーや炭酸飲料を飲む 少量のカフェインは、頭痛が始まった初期の段階で痛みを和らげることができます。市販の鎮痛剤と併用すれば、薬の効き目もよくなります。
トリガーを知る
片頭痛は突然やってくることがあります。また、ある特定のきっかけで起こることもあります。あなたは、頭痛の原因としてどのようなものがあるか、心当たりがあるのではないでしょうか。特定の食べ物や天気かもしれません。匂い、旅行、ホルモンかもしれません。
薬で防げる頭痛もありますが、必ず防げるわけではありません。片頭痛をすべて防ぐことはできないので、頭痛の原因となるものを中心に計画を立てましょう。
食事を抜くと片頭痛が起こりやすくなりますので、規則正しい食生活を心がけましょう。食事をする時間がないような日は計画しないようにしましょう。また、睡眠時間が長すぎたり短すぎたりすることも、頭痛を引き起こす原因となります。適切な睡眠時間を確保するようにしましょう。
片頭痛の誘因を知ることで、生活の中の活動計画を少し立てることができます。片頭痛が始まる前に、家族や友人と一緒に行動することができます。
仕事中に片頭痛に襲われたら
仕事中に頭痛が襲ってくる可能性もあります。自分がどうすればいいか、周りの人がどうすればいいか、予習しておきましょう。
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上司や人事課に相談する。片頭痛がある場合、遅刻や早退をしなければならない可能性があることを上司や人事部に伝えておきましょう。
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準備をする。薬を常備し、片頭痛が起きると感じたらすぐに服用する。できれば、温熱パックや冷感パックを用意しておく。暗くて静かな場所を探しましょう。
偏頭痛と家族
頭痛は自分だけでなく、周りの人にも影響を与えます。体調が悪いからと、家族や友人との予定をキャンセルすることもあるでしょう。外出や家事を先延ばしにするかもしれません。子供は病気の親を心配することがよくあります。
身近な人に相談することが大切です。自分の気持ちを伝え、助けが必要なときには素直に助けを求めましょう。