ガーデニングの達人から、庭の計画、植え付け、維持管理など、ガーデニングのコツを学びましょう。
庭造りの計画
庭造りを成功させるために最も大切なことは、前もって計画を立てることです。庭の中で、1日に6時間以上、直射日光が当たる場所を決めましょう。
雨や水はけの良い場所。場所を決めたら、大雨の後にチェックしてみましょう。庭を育てるには、水はけがよいことが大切です。水が溜まっていると、植物に水がかかりすぎてしまうことがあります。また、庭の近くに他の樹木や植物がないことも確認しましょう。
大きな草木は、庭の水を奪い、植物を乾燥させてしまうことがあります。庭に大きな草木がある場合は、庭に水が必要かを頻繁にチェックするようにしましょう。通常より多めに水をやる必要があるかもしれません。
庭のスケッチをする 庭の面積を測り、どのようにしたいかのスケッチを描きます。果物や野菜のそれぞれの必要性に基づいて、どこに置くかを計画します。水やり、剪定、摘み取りなど、すべての植物に手が届きやすいようにレイアウトを考えましょう。
シンプルに ガーデニングを始めたばかりの人は、すべてをやりつくしたいと思うかもしれません。家族のためにおいしい果物や野菜をたくさん作って、庭を成功させたいからです。でも、ついつい頭でっかちになり、庭を苦しめることになりがちです。それよりも、自分がうまくできると思うことをいくつか選び、時間をかけて庭を成長させていきましょう。最初の庭づくりは、100平方メートルの広さが適当です。
種を購入する。果物や野菜の種は、近所の食料品店や園芸店で購入できますが、ガーデニングの達人は、高品質の種を確実に入手するために、通常、種苗カタログから注文します。カタログで欲しいものをすべて購入した後に、地元の種で補うことができます。
庭の植え付け
土を準備する 種を植える前に、ガーデニングの場所を準備したいものです。園芸店やホームセンターで購入したキットで、土のサンプルを採取し、テストすることができます。その結果、土壌のpHと、どのような肥料が必要かがわかります。
次に、必要な道具を集めます。
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鍬
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熊手
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スペード
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水道ホースかスプリンクラーか?
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杭と紐で仕切りを作る?
土を耕す前に、土が乾いていることを確認しましょう。土が湿っていると、最良の結果が得られません。土は地面からすくったときに手のひらで崩れるくらいが目安です。土が十分に乾いてから、6インチ(約15cm)ほど耕し、土が均等になるようにレーキをかけます。
説明書に従ってください。注文したそれぞれの種には、種を植えるときの深さや間隔についての説明書が付いています。種を庭に移す前に、まずカップやトレイに植えて根を張らせる必要がある場合もあります。
庭の手入れ
日々のお手入れ 定期的に庭の様子を確認することが大切です。雑草が手に負えなくなる前に抜き、虫の発生を監視しましょう。もし、ある特定の虫が庭の邪魔をしていることが分かったら、それを防ぐための解決策を決めましょう。これには、文化的な防除策や化学薬品が含まれる場合があります。
水やりのタイミングを知る。すべての植物に同じように水をやりたくなるかもしれません。そうではなく、庭の野菜や果物それぞれに必要な水やりを記録しておくとよいでしょう。毎朝毎晩、植物が脱水症状を起こしていないか、土が乾いていないかを確認しましょう。これは、庭から水が早く蒸発する夏の暑い時期に植物を植える場合には、特に重要です。
日記をつける 期待通りにガーデニングを楽しむことができれば、毎年植え続けることができるかもしれません。ガーデニングシーズンごとに、植えた種や方法についてメモを取りましょう。芽が出たとき、水やりの量、虫の問題、果物や野菜の収穫量などを書き留めましょう。
何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを記録することで、次のガーデニングシーズンでの技術向上に役立ちます。虫の発生を前もって予測し、それに備えることができるようになります。自分のテクニックを微調整して、より良い収穫が得られるかどうかを確認することができるのです。