サプライチェーンの問題が原因であり、一部の小売業者は、人々が一度に購入できる粉ミルクの量を制限しています。
米国で粉ミルクの大幅な不足が発生
By Robert Preidt HealthDay Reporter
ヘルスデー・レポーター
2022年4月8日、金曜日(HealthDay News) -- 米国ではサプライチェーンの問題から粉ミルクが大幅に不足しており、一部の小売業者では一度に購入できる量を制限するようになってきた。
米国の赤ちゃんの約4分の3が生後6カ月以内に粉ミルクを受け取るが、その入手はますます困難になっている。
CBSニュースが報じたDatasemblyの分析によると、3月13日の週の時点で、11,000以上のモニター店で売れ筋の粉ミルクの約29%が品切れになっており、11月の11%と比べても、その差は歴然だ。
DatasemblyのCEOであるBen Reich氏はCBS MoneyWatchに対し、「これは他のカテゴリーでは見られない衝撃的な数字だ」と語った。
「我々は長期にわたって追跡してきたが、劇的に上昇している。このカテゴリーは、他のカテゴリーよりも経済状況の影響を大きく受けていることがわかります」とも述べています。
Datasemblyによると、米国の24の州では、3月中旬の時点で粉ミルクの30%が在庫切れになっていたが、他の州ではさらに深刻な不足が発生していた。
ミネソタ州では54%、コネチカット州、ハワイ州、アイオワ州、ルイジアナ州、メリーランド州、ノースおよびサウスダコタ州、ロードアイランド州、テキサス州で少なくとも40%だったとCBS Newsは報じている。
2021年の最初の7カ月間で、2%から8%の赤ちゃん用粉ミルク製品が在庫切れとなった。
CBSニュースによると、ベビー用粉ミルクの供給に影響を与えるサプライチェーンの問題には、主要原料の入手困難、作業員の不足、包装の問題などがある。
また、今年初めには、粉ミルクの大規模なリコールがあった。
米国乳児栄養協議会のウェブサイトに掲載された最近の声明によると、メーカーは粉ミルクの需要に応えるために生産を増強しているとのことです。
また、同協議会は、10日から2週間分の粉ミルクを自宅に置いておくよう保護者に助言しているが、備蓄しないよう呼びかけているとCBS Newsは報じている。
その他の情報
粉ミルクの詳細については、米国疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)をご覧ください。