歯磨きって、ただ何となくやっていませんか?このガイドを参考に、基本に立ち返って、口もとに力を入れましょう。
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あなたは長い間、同じ方法で歯を磨き続けてきました。でも、正しいタイミングで磨けていますか?正しい時間?正しい方法で?正しい方法で、正しい量の歯磨き粉を使用していますか?米国では、成人の4人に1人以上が未治療の虫歯を持ち、30歳以上の半数が歯周病の兆候を持っています。あなたのお口に影響を与える間違いを、そろそろ理解する時です。
ブラッシングが十分でない
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ストップウォッチを取り出してみてください。あなたの歯磨き時間は、あなたが思っているより短いかもしれません。アメリカ歯科医師会では、歯垢をきちんと落とすために、1回2分以上のブラッシングを推奨しています。歯列矯正やブリッジ、インプラントなど、口の中に器具がある場合は、食べ物が挟まる部分を優しく掃除するために時間を追加してください。
ブラッシングの回数が足りない
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朝1回では不十分。細菌や歯垢を除去するために、1日2回の歯磨きが大切です。歯はお皿のようなものと考えてください。食べた後、ただ洗い流すだけでは、お皿はきれいになりません。食器用洗剤とスポンジでこすり洗いをする必要があります。歯の表面には食べ物が付着しているので、歯ブラシと歯磨き粉でなければ隅々まで行き届かないのです。
ブラッシングのタイミングを誤る
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食後20~30分は、口の中が弱酸性になり、歯のエナメル質も少し弱くなります。食後すぐに歯磨きをすると、エナメル質を早くすり減らしてしまう危険性があります。エナメル質が弱くなると、細菌が定着しやすくなり、虫歯や感染症を引き起こしやすくなります。食後30分以上経ってからブラッシングするか、急いでいる場合は水ですすぐか、マウスウォッシュで酸を中和してください。
正しい方法で磨かない
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歯ブラシを歯に当て、歯茎に対して45度の角度になるように少し傾けてください。ブラシヘッドを歯から歯へ、小さな円を描くように動かします。これは、歯の外側、内側、そして歯の上や噛む面も同様です。左手で右側、右手で左側を磨くと、より効果的です。
歯間掃除のし忘れ
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どんなにきれいに磨いても、フロスをしなければ、歯の表面の半分も磨けず、虫歯や歯周病の原因となる歯垢がたくさんついてしまいます。歯垢は、口の中の食べ残しを餌にする細菌でいっぱいの粘着性の膜です。歯垢は酸を出し、歯を蝕み、歯石となって固まり、歯科医でなければ削り取ることができないのです。
舌を磨かない
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舌は口の中の床です。また、口臭や虫歯の原因となる細菌が付着しています。舌には乳頭があり、味や感触を感じることができます。
強すぎるブラッシング
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手動歯ブラシでも電動歯ブラシでも、歯をきれいにする最も効果的な方法は、力ではなく、繰り返し行うことです。玄関のベルを鳴らすのと同じ程度の力でよいのです。力を入れすぎると、エナメル質が磨り減り、歯茎と口の中をつなぐ組織が後退してしまいます。
歯磨き粉の使いすぎ
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コマーシャルや印刷広告では、歯磨き粉は常にブラシの毛の最初から最後まで覆われています。しかし、大人は豆粒大の量、つまり標準的な歯ブラシの半分の長さで十分なのです。歯磨き粉に含まれるフッ素はミネラルの一種で、摂り過ぎると歯の形や構造を変えてしまうのです。
間違ったブラシの保管方法
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歯ブラシをできるだけ清潔に保つには、歯ブラシの毛に歯磨き粉やゴミが残らないようにすすぎ、風通しのよい場所に立てて保管しましょう。他の歯ブラシの近くに保管する場合は、他の歯ブラシと接触しないようにしてください。細菌は湿った環境を好むので、カバーをかけたり、容器に入れたりして保管しないでください。
歯ブラシを長く保管する
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歯ブラシの寿命は約3~4ヶ月です。それ以降は毛先がほつれ、歯の汚れが取れなくなります。
歯の一部分しか磨かない
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歯の表側は、手が届きやすく、人の目につきやすいので、ついついきれいにしようと思ってしまいますよね。しかし、歯の表と裏、つまり口の中を向いている部分は、口の中に生息する500~700種類のバクテリアの影響を受けやすいのです。