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身体全体の問題

クローン病は炎症を起こす病気です。その炎症は主に腸を侵します。しかし、発熱はクローン病の徴候である可能性があり、特に他の症状と一緒に起こる場合は注意が必要です。発熱は、腸の炎症に由来する全身性の炎症を示唆しています。

原因不明の体重減少は、体全体の炎症が代謝を促進する可能性があるため、クローン病の症状である可能性もあります。一方、クローン病の人は、栄養の吸収が悪いと体重が減ることがよくあります。腸に潰瘍や炎症がある場合や、慢性的な下痢がある場合に起こりやすいと言われています。

GI以外の合併症

クローン病が重症化したとき、あるいは再燃したとき、困っているのは消化器系だけではありません。クローン病の患者さんの中には、上強膜炎、強膜炎、ぶどう膜炎といった目の炎症を起こす方がいらっしゃいます。これらは、充血や視力障害を引き起こす可能性があります。

クローン病に伴う炎症は、小さな赤いぶつぶつ(結節性紅斑)や腕や脚に現れるただれ(壊疽性膿皮症)などの皮膚症状にもつながる可能性があります。

もう一つの合併症は、原発性硬化性胆管炎と呼ばれる胆管の病気です。これは潰瘍性大腸炎(IBDのもう一つのタイプ)の人に多くみられますが、クローン病の人の中にもみられます。

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