医学的な肥満の原因

肥満は通常、食べ過ぎが原因ですが、ごく一部の人は、体重の増え過ぎが他の病気の症状であることもあります。

医学的な肥満の原因には、次のようなものがあります。

  • 甲状腺機能低下症です。

    首にある甲状腺の甲状腺ホルモンの分泌が少なすぎる状態のことです。甲状腺ホルモンは、私たちの新陳代謝を調節しています。ですから、ホルモンが少なすぎると代謝が悪くなり、太りやすくなることが多いのです。肥満の原因として甲状腺の病気が疑われる場合、医師は血液検査でホルモンレベルをチェックすることがあります。

  • クッシング症候群

    この症状は、副腎(各腎の上にある)がコルチゾールと呼ばれるステロイドホルモンを過剰に分泌することで起こります。その結果、顔や背中上部、腹部などの特徴的な部位に脂肪が蓄積されます。

  • うつ病のことです。

    うつ病の人の中には、過食してしまい、肥満になってしまう人がいます。

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また、ある種の遺伝的な疾患や、脳の他の病気が、過剰な体重増加を引き起こすことがあります。

ステロイドを筆頭に、抗うつ薬、抗精神病薬、高血圧薬、発作治療薬など、特定の薬物も体重増加の原因となります。

医師は、これらの症状や治療が、あなたの肥満の原因となっているかどうかを判断することができます。

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