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赤ちゃん用粉ミルクの原料配達のスピードアップを命令
By Carolyn Crist
大紀元日本5月24日】米連邦自動車輸送安全局は月曜日、粉ミルク不足を解消するため、ベビー用粉ミルクの原料の配達を早めるよう命令を出した。
ロイター通信によると、国家非常事態宣言により、粉ミルク、粉ミルク原料、包装を輸送する商用車ドライバーのサービス時間要件が免除される。
免除されるのは、粉ミルク、包装、乳清、カゼイン、コーンシロップ、加水分解タンパク質などの成分。緊急事態宣言は直ちに発効し、取り消しや延長がない限り、6月30日まで有効となる。
「このような緊急事態は、必須供給品である粉ミルクの主要製造施設の製品回収と計画外の閉鎖に対応するものである」と、同庁の副長官Robin Hutcheson氏は宣言文に記している。
先週、ジョー・バイデン大統領は、国防生産法を利用してベビー用粉ミルクの生産を拡大し、サプライヤーに粉ミルクメーカーに優先的に原料を指示するよう要求した。
その後、自動車運送業者やドライバーから、粉ミルクに含まれる特定の成分が免除の対象に含まれるかどうか、ホワイトハウスと連邦自動車運送安全局に対して問い合わせがあり、ロイター通信は、同局が完成した粉ミルクと生産ラインに関わる製品について宣言を出したと報じている。特に、今回の免除は、財産運搬車の最大運転時間を規定する条項を緊急に緩和するものである。
バイデンはまた、国防総省の民間航空機が米国の安全基準を満たした粉ミルクを輸入できるようにする「オペレーション・フライ・フォーミュラ」を開始しました。日曜日に、ヨーロッパから米国への乳児用粉ミルクの最初の出荷を積んだ軍の貨物機がインディアナポリスに着陸したとロイター通信は報じている。
FDAとアボットニュートリション社は、4人の乳児が病気になった後、細菌汚染の懸念から閉鎖されていたミシガン州スタージスのアボット社の施設を再開するための次のステップについても合意している。