血糖値、またはグルコースとは、血液中の糖分の量です。これは、あなたが食べたものから得られるものです。体にはエネルギーとして必要ですが、摂り過ぎると問題が生じます。血糖値のコントロールができないと、2型糖尿病を発症したり、病気が悪化したりします。
にんじんは、糖尿病で血糖値に気をつけている人なら、安心して食べられる食材です。また、ニンジンは非でんぷん質の野菜です。ケトジェニックダイエットを実践している人は、少量のにんじんを楽しむこともできますね。
グリセミック指数
血糖値を上昇させる食べ物や飲み物がどれくらいあるかを測定したものです。1~100のスコアで表示されます。100点であれば、その食品はブドウ糖と呼ばれる砂糖の一種を食べたのと同じ影響を体に与えることを意味します。
グリセミック指数(GI)が低いほど、血糖値の上昇が緩やかになります。生のニンジンのGI値は16です。茹でたニンジンのGI値は32~49です。つまり、ニンジンは低血糖食品に分類されるのです。
-
低グリセミック指数です。1-55
-
中グリセミック指数。56-69
-
高グリセミック指数 70以上
の場合
どんな食品でも、はちみつなどの炭水化物と一緒に調理したり、調理したりするとグリセミック指数は上がります。それでも、にんじんは食物繊維が多いので、糖が出るスピードを遅くすることができます。また、ジャガイモなど他の根菜類よりもグリセミック指数が低くなっています。
グリセミック負荷
気をつけるべき数値は、グリセミック指数だけではありません。もうひとつはグリセミック負荷です。これはグリセミック指数とサービングサイズを組み合わせて、血糖値への影響を総合的に判断するものです。グリセミック指数が低い食品をたくさん食べると、グリセミック負荷が高くなります。
生のニンジン小2本のグリセミック負荷は約8。 これもニンジンが低グリセミック負荷グループに入ることになります。
-
グリセミック負荷が低いもの 1-10
-
中グリセミック負荷。11-19
-
高グリセミック負荷。20以上
低グリセミック指数野菜
新鮮な野菜は、そのほとんどが水分です。また、ビタミンやミネラルなどの栄養素もたくさん含まれています。そして、その多くはグリセミック指数が低いのです。
-
アーティチョーク
-
アスパラガス
-
アボカド
-
ブロッコリー
-
キャベツ
-
カリフラワー
-
セロリ
-
キュウリ
-
ナス
-
野菜
-
レタス
-
きのこ
-
ピーマン
-
トマト
-
オクラ
-
玉ねぎ
-
ほうれん草
- カボチャ
-
ズッキーニ
-
カブ