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2016年の神童:トリシャ・プラブー
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doctor アーカイブより
2013年、13歳だったトリシャ・プラブーは、ネットいじめを止めるためのスマートフォンアプリ「ReThink」を作りました。ネットに有害な考えを書き込む前に、子どもたちによく考えさせるのです。
プラブの研究によると、このアプリは93%の確率で子どもたちが投稿する内容について考えを改めさせることが分かっています。ReThinkは、2014年のGoogle Science Fairと2015年のWhite House Science Fairで最優秀賞を獲得しました。
現在、PrabhuはReThinkをグローバルに展開しており、今年末までに数カ国語の無料版アプリをリリースする予定です。「ReThinkのインパクトは今や世界中に及んでいます」と彼女は言います。
TEDは最近、インドのStar-TVと提携し、ヒンディー語を母国語とする6億5000万人の人々にReThinkのメッセージを伝えるためにプラブ氏を招待しました。「新しい言語を学ぶ素晴らしい機会であっただけでなく、私の反いじめ運動を世界の別の場所で行うことができ、さらに何百万人もの人々にReThinkを実現するための扉を開くことができたのです」と彼女は言います。
現在高校3年生のプラブは、全米の学校で使えるようにReThinkをカスタマイズし、微調整も続けています。昨年、テレビ番組『Shark Tank』に出演した際、投資家のMark Cuban氏とLori Grenier氏から、アプリの開発と普及のために10万ドルの契約を獲得しました。