モデナ、COVIDブースターは新型オミクロン株に対して「強力」であると発表

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モデナ、COVIDブースターは新型オミクロン変異体に対して「強力」であると発表

By Damian McNamara, MA

2022年6月22日 - Modernaは本日、同社の新しいオミクロン特異的ブースターは、コロナウイルスに対する抗体を、より新しい、より心配な亜種の一部に対しても5倍増加させるという試験結果を発表しました。

同社はまた、近々FDAにこのワクチンの使用を認可するよう要請すると発表しました。同社は、このワクチンの出荷は早ければ今夏にも開始されるだろうと述べている。

開発中のブースターは、モデナのオリジナルCOVID-19ワクチンと、より新しいBA.4およびBA.5 Omicron亜種を標的とした特別設計のワクチンの両方を含んでいます。

今回の発表は、米国におけるBA.4亜種とBA.5亜種の割合が増加している時期に行われました。CDCのデータによると、この2つの株は現在、米国で流通している株の約35%を占めています。

モデナのCEOであるStéphane Bancelは、ニュースリリースで「BA.4とBA.5は、世界の公衆衛生に対する新たな脅威を表しています」と述べています。"我々は、これらのデータを規制当局に緊急に提出し、秋口にオミクロン亜種によるSARS-CoV-2感染が増加する可能性に備えて、8月から次世代二価ワクチンブースターを供給する準備をしています。"と述べています。

混合ワクチンは、しかし、すべてのオミクロン亜種に対してそれほど強くなく、BA.4とBA.5に対する抗体は、古いBA.1亜種に対して約3倍低いことが示されました。

今回の後期臨床試験では、すでにワクチンを接種し、ブーストを行った人にこの新しいブースターを注射した1ヵ月後に、先行感染にかかわらず、注射を受けたすべての人にBA.4とBA.5に対する「強力な中和抗体反応」が生じたことが報告されました。

本日の結果は、今月初めに発表された、同社オリジナルのワクチンブースターが初期のBA.1オミクロン変異体に対して強力な抗体反応を示したという事前の結果に基づくものです。

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