EPA、米国で使用されている最後のアスベストを禁止することを提案 - doctor

禁止されるのは、がんを引き起こすことが知られており、ブレーキ部品やガスケットなどの多くの自動車製品に含まれているクリソタイルアスベストである。

EPAは、米国で使用されている最後の形態のアスベストを禁止することを提案している。

By Robert Preidt HealthDay Reporter

ヘルスデー・レポーター

2022年4月6日 水曜日 (HealthDay News) -- 米国に輸入されている唯一の既知のアスベストの継続的使用を禁止する規則案が、米国環境保護庁(EPA)により提出された。

この禁止規則は、米国に輸入されるアスベスト製ダイヤフラム、シートガスケット、ブレーキブロック、アフターマーケット用自動車ブレーキ/ライニング、その他の車両摩擦製品、およびその他のガスケットなどの製品に含まれ、発性が知られているクリソタイルアスベストを対象とするものである。

この規則案は、1989年のEPAによるアスベスト禁止令を大きく覆し、アスベストや他の既存化学物質による人体へのリスクを低減するEPAの権限を著しく弱めた1991年の判決を是正するものであると、EPAは述べている。

「今日、我々は公衆衛生を守るために重要な一歩を踏み出し、ついに米国における危険なアスベストの使用に終止符を打つ」と、EPA長官のマイケル・リーガンはEPAのニュースリリースで述べている。「この歴史的な禁止案は、発がん性物質として知られるクリソタイルアスベストの暴露からアメリカ国民を守ることになる。"と述べています。

アスベストは50カ国以上で禁止されており、米国での使用は何年も前から減少している。歴史的にクリソタイルアスベストを含んでいたほとんどの消費者製品は米国で製造中止となり、現在米国に輸入されている生のクリソタイルアスベストは、クロールアルカリ化学産業で独占的に使用されています。

クロルアルカリ化学は、米国経済の多くの分野で使用されており、クロルアルカリプロセスで製造された塩素を使用する飲料水処理にも使用されています。

クロールアルカリ工場では、アスベストを含むダイヤフラムに代わるものがあります。EPAによると、代替品、特に膜セルの使用は、国内のクロルアルカリ生産のほぼ半分を占めています。

また、タルクやタルク含有製品への使用など、アスベストの他の種類や用途の評価も行っています。

詳細情報

米国環境保護庁は、アスベストについてより多くの情報を提供しています。

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