妊娠1ヶ月:出生前2回目の診察

本日は、医師があなたと赤ちゃんの経過を確認し、スクリーニングテストを行います。この検査では、小さな赤ちゃんを見ることができます。また、妊娠に関する質問にもお答えします。流産のリスクは下がっていますので、この後、ご家族やご友人と妊娠の喜びを分かち合うのもよいでしょう。

期待できること

今日、医師は、染色体異常の有無を確認するためのスクリーニング検査を行う可能性があります。この検査には、様々な種類があります。医師は、様々な検査を検討し、あなたに適した検査を見つけ ることができます。また、このために検査を受ける必要はなく、あなた次第で す。

検査を選択した場合、超音波検査を受けることができ、医師は赤ちゃんの首の後ろの厚さを測定します。また、血液検査も受けることになります。この2つの検査の結果は、あなたの赤ちゃんがダウン症候群やトリソミー(先天性欠損症や知的障害の原因となる18番染色体が余分にあること)のリスクを判断するのに役立ちます。血液検査だけが行われることもあります。どのような種類のスクリーニング検査を選択するかによっ ては、異なる場合があります。

検査に異常があると、心配になるかもしれませんが、その結 果は、問題があるかもしれないということを意味するだけであ ることを覚えておいてください。ほとんどの場合、検査結果に異常があっても、赤ちゃんは健 康です。検査の結果、リスクの上昇が見られた場合、医師は20週 目の出生前診断の際に、より詳細な超音波検査を勧めるかも しれません。または、羊水穿刺や絨毛膜絨毛サンプリング(CVS)のような 診断検査を勧められるかもしれません。医師がCVSを勧めた場合、その処置はすぐに行う必要があるので、いつ行うかについて医師と相談してください。

双子を出産する場合、医師は胎盤を共有しているかどうかを知るために超音波検査を行います。胎盤を共有すると、双胎間輸血症候群(TTS)のリスクがあり、双子の一人がもう一人よりずっと小さくなってしまう可能性があります。

また、この診察では、医師が以下のことを行います。

  • 体重と血圧を測定します。

  • 赤ちゃんの心拍数を確認します。赤ちゃんの心音を聞くことができる最初の診察になるかもしれません。

  • 尿を採取して、糖分とタンパク質のレベルをチェックします。糖が高い場合は、妊娠糖尿病の可能性があります。タンパク質が多い場合は、腎臓や尿路の感染症の可能性があります。妊娠後期になると、高タンパクになるのは子癇前症のサインかもしれません。

 

話し合いの準備をしましょう。

医師は、あなたの健康全般、生活習慣、ストレスレベルについて尋ね、成長する赤ちゃんに影響を与える全体像を理解できるようにします。その際、以下のことを話すようにしましょう。

  • 食事について、また、成長期の赤ちゃんに適切な栄養を摂取するために、どのような変化をもたらすことができるのか。野菜を多く摂る、ジャンクフードを控える、繊維質の多い食品を多く摂るなどです。

  • 昼寝の有無や普段の睡眠時間など、あなたの睡眠習慣について。

  • あなたの体重と、増えすぎているのか減っているのか

  • あなたの仕事、仕事のストレスの度合い、仕事に関連した有害物質への暴露の可能性、重いものを持ち上げたり一日中立ちっぱなしであるかどうか。

 

医師に聞く

 

  • 妊娠の知らせを伝えるのは今がチャンス?

  • 鉄剤を飲むと便秘になるのですが、どうしたらいいですか?

  • 一定の姿勢で寝たほうがいい?

  • 点状出血があったら連絡したほうがいい?

 

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