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ファウチ、バイデン大統領の1期目の任期終了までに引退へ
By Leigha Tierney
大紀元日本7月18日】アンソニー・ファウチ医学博士が、ジョー・バイデン大統領の現任期終了までに引退する予定であると、感染症専門家が語った。
1984年から国立アレルギー感染症研究所の所長も務めているバイデンの最高医学責任者ファウチは、引退する前にCOVID-19が消えるのを待つつもりはないとPoliticoに語っている。
"我々は今、このパターンに陥っている。もし誰かが、『COVIDがなくなったら辞めるんだ』と言ったら、私は105歳になりますよ。このまま生きていくことになると思う」と81歳の彼はPoliticoに語った。
ファウチ氏はCNNの取材に対し、引退開始の具体的な日付は考えておらず、引退の手続きも始めていないと述べた。
近年、彼はCOVID-19のパンデミックに対する国の対応で、「曲線の平坦化」、すなわち社会的距離とマスキングによる考えを推進したことで大きく知られている。
しかし、この科学者は長年にわたって多くの公衆衛生問題について助言を行い、1980年代のHIVとエイズの危機に対する連邦公衆衛生の対応を主導し、エボラやジカなどの感染症について助言を行った。ロナルド・レーガン元大統領に始まり、ファウチ氏は7人の大統領の下で勤務してきたとCNNは報じている。