メラノーマ後のスキンケア方法の写真

あなたの肌には特別なケアが必要です

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メラノーマのサバイバーになると、無関係のメラノーマを再び発症する可能性が高くなります。ですから、頭のてっぺんからつま先まで、肌の手入れをすることが特に重要です。ここでは、治療後も安全で快適な生活を送るためのヒントをご紹介します。

一年中、日焼け止めを塗る

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紫外線はメラノーマの主な危険因子です。しかし、広い波長の日焼け止めを毎日使用することで、そのリスクを軽減することができます。SPF(サン・プロテクション・ファクター)が30以上のものを選びましょう。年間を通じて、毎日、肌の露出する部分すべてに塗るようにしましょう。屋外にいる場合は、カバーされていない部分にも塗りましょう。汗をかいたり、水につかったりした場合は、2時間おきに塗り直します。

毎月のセルフチェック

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月に一度は、新しいほくろや、新しいがんの兆候と思われる変化がないか、肌を点検してみましょう。入浴後やシャワーの後に行い、鏡を使って全身が見えるようにしましょう。頭皮や耳の後ろなど、見えにくいところも誰かにチェックしてもらいましょう。もし何か見つかったら、すぐに医師に伝えてください。

日差しが強い時は日陰を探しましょう

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いつまでも家の中にいる必要はありませんが、紫外線が最も強くなる午前10時から午後4時までは、日差しを避けるとよいでしょう。この時間帯に屋外に出る場合は、日傘を持ち、直射日光の当たる場所に寝転がらないようにしましょう。日焼け止めも塗るようにしましょう。紫外線は日陰にいても、布地を通り抜けたり、近くの表面で反射したりすることがあります。

帽子をかぶる

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頭、特に鼻や耳はメラノーマの好発部位です。ですから、太陽の下にいるときは、帽子をかぶりましょう。つばの広いもの、少なくとも3インチ以上のものを選ぶと、首や耳を日陰にすることができます。帽子で完全に防げるわけではありません。しかし、他の対策と組み合わせることで、大きな助けとなるはずです。

肌を守る

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太陽の下に出かけるときは、長袖と長いスカートやズボンを着用するとよいでしょう。しかし、紫外線は布地、特にゆったりとした布地を通過することがあることを忘れないでください。紫外線防止指数(UPF)が50以上のものを選びましょう。暑さや水辺での着用を想定しているものが多いので、通気性がよく、軽量なものがいいかもしれません。

傷跡をいたわる

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早期に発見されたメラノーマは、同じ場所に再発する可能性は低いと言われています。しかし、傷跡をよく観察し、色や形の変化を見つけたら、医師に伝えることが大切です。また、かゆみや痛みがある場合も医師に伝えてください。ステロイド注射やクリームを勧められるかもしれません。傷跡には日焼け止めを使用し、日中は傷跡を覆っておくようにしましょう。傷跡は通常の皮膚よりも敏感です。

車内にて注意すること

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窓を開けている車内でも、紫外線はガラスを伝わって肌にダメージを与えます。運転時に太陽の光が当たる左側はメラノーマになりやすいと言われています。運転中は、顔や腕、手など露出する部分に日焼け止めを塗るようにしましょう。あるいは、助手席に乗ることを選ぶとよいでしょう。窓ガラスに貼る透明なUVカットフィルムもおすすめです。

ネバーフェイクベーク

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日焼けベッドやブースに1回入るだけで、メラノーマになる可能性が20%高くなります。すでに発症している場合は、さらに危険です。

スキンドックを知ろう

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成人なら誰でも年に一度は皮膚科を受診し、スキンチェックをする必要があります。しかし、すでにメラノーマに罹患している場合は、それだけでは十分ではありません。診断から2年間は、がんが再発する可能性が高いので、3カ月に1回受診してください。その後は、6ヶ月に一度の受診が必要でしょう。

保湿剤を買いだめする

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治療中や治療直後は、肌が乾燥し、かゆくなることがあります。1日2回、クリームや軟膏を塗ってケアしてください。石鹸や洗剤は、無香料のものを使いましょう。香りのある製品は、肌を刺激することがあります。シャワーは短時間で、ぬるめにしましょう。乾燥が防げます。

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