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9.11保健プログラムの資金不足を警告する下院議員
ラルフ・エリス 記
2022年9月12日--9.11の生存者と第一応答者の医療を確保するために設立された世界貿易センターヘルスプログラムは、30億ドルの赤字に直面していると、議会のメンバーは述べている。
ニューヨークの共和党議員アンドリュー・ガーバリーノ氏は、エネルギー・商業委員会の民主党委員長であるニュージャージー州のフランク・パローン議員に書簡を送り、このプログラムは2024年10月以降、さらに資金がなければ新たに病気の対応者や生存者を受け入れることができなくなるだろうと述べた。
「議会がこの差し迫った危機に迅速に対処しないなら、9.11テロ攻撃に命をかけ、生き残った男女は、あの運命の日に負った身体的・精神的疾患を治療するための医療保険を失ってしまう」と、他の下院議員11人が署名したこの書簡は述べている。
このプログラムは、世界貿易センターを崩壊させ、マンハッタン低層部に粉塵や化学物質をまき散らした2001年9月11日のテロ攻撃以来、高い確率でがんやその他の健康問題に苦しむ消防士、警察官、その他の第一応答者を支援するために2015年に設立された。10万人以上が登録されている。
このプログラムのための新しい資金は、党派的な争いに巻き込まれている。
書簡によると、2021年に提出された行き詰まった超党派の法案「9/11応答者と生存者の健康資金調達修正法」は、「委員会のフルマークアップ」を受ければ問題を解決できるとNBC Newsは報じている。
しかしパローンは、この法案はすでに彼の委員会を通過しており、「今は上院が行動を起こす責任があり、私は共和党の同僚に、この法案を可決する力を持つ上院共和党に働きかけ始めるよう勧める」とNBC Newsは報じている。
パローン委員会を去った後、この法案はジョー・バイデン大統領の「ビルド・バック・ベター」法案に加えられたが、昨年12月に廃案となったとNBC Newsは伝えている。
Garbarino氏は、この法案を単独で復活させるべきだと言う。
「このプログラムへの完全な資金提供は超党派の支持を得ており、分裂する党派的パッケージに埋もれることなく、遅滞なく単独での投票にかけられるべきである」と、Garbarino氏はNBC Newsに語った。