オミクロンの亜流は過去の感染から免疫を回避する

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ラルフ・エリス著

2022年5月2日

血液サンプルに基づく南アフリカの研究で、オミクロンのBA.4およびBA.5亜系列は、ワクチン接種による免疫よりも、過去のオミクロン感染によって作られた抗体を回避する可能性が高いことが明らかになりました。

ロイター通信によると、科学者達は、オミクロンに感染した39人の血液サンプルを採取し、ワクチンを接種していない24人と、ファイザーまたはジョンソン&ジョンソンのワクチンを接種した15人の血液サンプルを採取したそうです。

ロイター通信によると、「ワクチン接種を受けたグループは、約5倍の中和能力を示し・・・よりよく保護されるはずである」という。

ワクチン未接種の血液サンプルで亜型にさらされた場合、抗体防御能が8倍低下したのに対し、ワクチン接種者の血液サンプルでは3倍低下していたのです。

「中和脱出に基づくと、BA.4とBA.5は新たな感染の波を引き起こす可能性がある」と、この研究は述べている。

ロイター通信によると、保健当局は、南アフリカではCOVIDの第5波に入る可能性があるほど、この亜流による症例が増加していると述べており、この発見は重要であるとしている。

Joe Phaahla保健相は最近、入院は増加しているが、ICUへの入室はまだ大きくは増えていないと述べた。

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