トランス脂肪酸は、部分水素添加油とも呼ばれ、できるだけ避けなければなりません。悪玉(LDL)コレステロール値を上昇させます。
FDAは、食品メーカーが食品に部分水素添加油を加えることを禁止しました。しかし、FDAは、トランス脂肪酸がまだこれらの食品の一部に含まれている可能性があると述べています。
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クラッカー、クッキー、ケーキ、冷凍パイ、その他の焼き菓子
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スナック菓子(電子レンジ用ポップコーンなど)
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冷凍ピザ
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ファーストフード
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ベジタブルショートニングおよび一部のスティックマーガリン
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コーヒークリーナー
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冷蔵生地製品(ビスケット、シナモンロールなど)
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すぐに使えるフロスティング
ラベルを確認するのは良いことです。
まず、栄養成分表示パネルを見てください。1食分あたりのトランス脂肪酸が0gと書かれていても、1食分あたりのトランス脂肪酸が最大で0.5g含まれている可能性があります。
次に、成分表を見て、部分水素化油脂の記載があるかどうかを確認します。
ファーストフードに含まれるトランス脂肪酸を見抜く
ファーストフードの中には、トランス脂肪酸の使用を中止しているチェーン店もあります。
一番よく行くチェーン店の栄養情報をチェックしてみましょう。ファーストフードチェーンのホームページや店頭に置いてあるパンフレット、店頭に貼ってあるポスターなどに、栄養や脂肪の情報が載っていることが多いので、参考にしてください。
ここでは、具体的にどのようなファーストフードがあるのか、注意深くチェックしましょう。
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ペストリー、パイ生地、ビスケット
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パン粉をまぶした、または揚げた鶏肉および魚介類
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フライドポテト
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デザート
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朝食
飽和脂肪酸も制限する
FDA、アメリカ心臓協会、医学研究所は、トランス脂肪酸は飽和脂肪酸よりも心臓病になるリスクを高めると述べています。
しかし、それでも飽和脂肪を制限する必要があります。トランス脂肪酸から飽和脂肪酸に切り替えるのは良い計画ではありません。
どちらも心臓病と関係があるのです。
食事療法のガイドラインでは、飽和脂肪酸をカロリーの5~6%以下にすることを推奨しています。1日に2,000カロリーを摂取する場合、飽和脂肪は11〜13グラムになります。