歳をとっても、元気でいるために

年をとっても、元気でいたい

文:doctor 編集部 投稿者:doctor アーカイブより

先月、英国のスポーツ医学専門誌に、高齢者の運動の重要性をまとめたレポートが掲載されました。日常的に運動を取り入れている高齢者は、運動をしていない人に比べてバランスが良く、転倒(高齢者の事故死の主な原因)しにくいとのことです。運動を始めるのに、本当に遅すぎるということはないのです

運動の重要性

自分の体を大切にすることは、とても大切なことです。自分の体は、たった一つしかないのですから。運動をしていないと、筋肉が減少し、脂肪がつきやすくなるだけでなく、骨粗しょう症や心臓病、腰痛の原因になることもあるそうです。シニアのための情報・紹介ネットワークであるAgeNetによると、「定期的に早足で歩くことは、心臓病やうつ病などの健康問題のリスクを下げるのに役立つ。階段の昇り降り、柔軟体操、家事などで、体力、スタミナ、自信を高めることができます。" だから、外に出て体を動かしてみましょう。より良い、より健康な歳月を過ごせないわけがありません。

まずは医師に相談

医師は身体の仕組みや、様々なタイプの運動に対する反応を正確に把握しています。運動を始める前に医師の診断を受けると、自分に合った運動のコツを教えてもらえますし、無理のない運動ができます。

運動プログラムといっても、ジムに通ったり、ダンスを習ったり、ヨガを習ったりするわけではありません。家の中や庭、近所でできる運動はたくさんあります。大切なのは、何をするにしても、一貫して実践することです。

何もしないより、何かがいい

毎日、激しい運動をするわけではないのなら、わざわざする必要はないと思われるかもしれません。でも、気にした方がいいんです。なぜなら、ちょっとしたことが大事だから。ジョギングをするのは久しぶりという人も、ウォーキングなら体が欲しているはずです。このペースで歩くと、血液と酸素の循環が良くなり、体の重要な部分(おそらく長い間放置されていた部分)が活性化されます。

スケジュールを立てて、それを実行する

現実的なスケジュールを立てて、それを守ることです。運動が苦手な人にとって、アーノルド・シュワルツェネッガーのために作られたようなスケジュールほど嫌なものはありません。運動は、自分の好きなことと並行して行うようにし ましょう。例えば、1マイル歩いたら、家に帰って庭に新しい花を植えるなど、運動を自分へのご褒美に使うこともできます。

自分に言い訳をしないことです。テレビを見るのも、皿洗いをするのも、猫に餌をやるのも、すべて運動した後でいいのです。

仲間を作る

アメリカ運動評議会は、一緒に運動できる友人を見つけることを勧めています。電話の向こう側であっても、誰かがいてくれることほど、アクティブでいることを促してくれるものはありません。また、運動する気になれない日は、その友人が運動を始めるきっかけを与えてくれるでしょう。お互いに協力し合えばいいのです。仲間に元気がない日は、あなたが手助けすればいいのです。

楽しもう

運動は面倒なことではありません。一度始めたら、きっと自分の体が予想外の反応を示すことに気づくはずです。運動することで、体全体の調子が良くなり、エネルギーが湧いてくることに気づくかもしれません。さっそく始めてみましょう。すぐに医師に相談してください。心も体も健康になることは、自分への最高のプレゼントになります。

Hot