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ローマ法王、COVIDワクチン接種を道徳的義務として発言
ラルフ・エリス 記
2022年1月11日--ローマ法王フランシスコは月曜日、これまでで最も強い表現でCOVID-19ワクチンの支持を表明し、ワクチン接種を受けることは道徳的義務であることを示唆した。彼はまた、コロナウイルスに関する誤った情報を広める人々を批判した。
バチカン大使に向けた教会の外交政策に関する恒例のスピーチで、教皇は、人々は自分自身を大切にすべきであり、これは周囲の人々の健康を尊重することにつながると述べた。ヘルスケアは道徳的な義務である、とAP通信は報じた。
フランシスコはこれまで、ワクチンについてこのような強い言葉を使うことを避けてきたとAP通信は述べている。昨年8月のメッセージでフランシスコは、予防接種を受けることは愛の行為であり、他の人々が同じことをするのを助けることもそうだと述べていた。
月曜日には、予防接種が政治的に利用され、誤った情報が広まっていることも批判している。
人々はしばしばその時々のイデオロギーに影響され、根拠のない情報や不十分な文書化された事実に後押しされることがあるという。
ワクチンは魔法のような治療手段ではありませんが、開発されるべき他の治療法に加えて、病気の予防のための最も合理的な解決策であることは確かです、と彼は言った。
カトリック教徒の中には、中絶された胎児の細胞を使用した研究に基づいているとして、ワクチンを拒否している人々もいる。AP通信は、バチカンの教義局が、その研究に基づいてワクチンを受けることは道徳的に許容されると言うことを報告した。
ワクチン接種を受けたローマ法王は、COVIDワクチンへのより広いアクセスのための彼の要求を繰り返し、ワクチン接種率の低い貧しい国々が彼ら自身のワクチンを開発できるように特許法の変更を促した。
世界貿易機関や世界知的所有権機関のような機関が、独占的な規則が生産と世界レベルでの組織的で一貫した医療へのアクセスに対してさらなる障害とならないように、その法的手段を適応させることが適切である、と彼は述べました。