風邪の話:風邪の症状を悪化させる7つのこと

風邪の症状を悪化させない7つの方法をドクターが伝授します。

風邪をさらに悪化させる可能性のある、よくある間違いをしないようにしましょう。

風邪をひいていないふりをする

それは決してうまくいきません。風邪を無視することはできません。病気になったら、自分の体を大切にしなければなりません。

感染症と戦うために、身体は余分なエネルギーを必要とします。風邪を無理に治そうとすると、特に熱がある場合は、体力を消耗してしまいます。そうすると、症状が悪化する可能性があります。

睡眠時間が短い

十分な睡眠をとることは、健康な免疫システム、つまり細菌に対する体の防御のために重要です。

ある研究によると、睡眠時間が7時間未満だと、そもそも風邪をひくリスクが3倍近くになるそうです。

風邪の症状で夜眠れない場合は、早めに就寝するか、日中に仮眠をとるようにしましょう。どんな方法であれ、あなたには十分な休息が必要なのです。

ストレスをためる

風邪を引きやすくなることもあります。

時間が経つと、ストレスホルモンが大量に分泌され、免疫システムが正常に働かなくなることがあります。その結果、病欠が多くなります。

飲み物が少なすぎる

病気のときは、大量の水分が必要です。粘液を薄め、副鼻腔の水はけをよくします。

どんな液体でも大丈夫です。水、ジュース、熱いお茶、スープなど、どんなものでもよいでしょう。牛乳もOKです。牛乳を飲むと粘液がたまるというのは迷信です。

アルコールを飲む

飲み過ぎると脱水状態になり、鼻づまりなどの症状を悪化させる。

アルコールは、免疫システムを低下させます。また、飲んでいる風邪薬との相性も悪くなる可能性があります。ですから、体調が良くなるまでは、お酒は控えた方が良いでしょう。

充血除去スプレーの使いすぎ

最初はよく効くかもしれません。しかし、3日以上使い続けると、止めた時に鼻づまりがひどくなる。

煙草

喫煙は、病気でなくても肺に悪い影響を与えます。それでも、喫煙者は非喫煙者よりも風邪を引きやすい。症状も悪化し、長引く。

タバコを吸うと肺の細胞が傷つき、風邪を引きにくくなります。病気のときはタバコを吸わないこと、そして周りの人にも吸わせないことです。

Hot