風邪やインフルエンザの症状を和らげるための正しい薬の選び方。
風邪やインフルエンザの症状を和らげる薬
お店では、通路いっぱいに市販の風邪薬やインフルエンザ治療薬が並んでいます。しかし、たくさんの選択肢がある中で、どのように選べばよいのでしょうか？簡単です。自分の症状に合った薬を探せばいいのです。ここでは、症状別に説明します。
鼻づまり。フェニレフリンまたはプソイドエフェドリンを含む充血除去錠剤を探します。充血除去剤は、鼻づまりを引き起こす腫れぼったい鼻腔を縮小することによって鼻づまりを助けます。また、充血除去剤の点鼻薬やスプレーを試すこともできますが、これらの製品を3日以上使用するべきではありません。生理食塩水（ソルトウォーター）の鼻腔スプレーや鼻うがいも、鼻づまりを緩和し、粘液を分解するのに役立ちます。これらのスプレーは、何度でも安全に使用することができます。
頭痛や体の痛み アセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセンを含む鎮痛剤を選びましょう。これらの薬を服用する場合は、他に服用している薬があれば調べて、同じ薬が含まれていないことを確認しましょう。多くの風邪薬やインフルエンザ治療薬には、同じ成分が含まれています。
発熱 アセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセンは、熱を和らげ、気分をよくすることができます。
咳：市販の咳止め薬には、去痰剤と咳止めの2種類があります。グアイフェネシンのような去痰薬は、粘液を薄くして、より簡単に咳き込むことができるようにするものです。デキストロメトルファンのような咳止めは、咳を抑えるのに役立ちます。これらの薬は別々に、または組み合わせて購入することができます。医師または薬剤師に、あなたの咳に最も適した薬を尋ねて下さい。咳止めやのど飴も咳を抑える効果があります。
喉の痛み：喉飴や咳止めを使用して、喉の痛みを和らげます。または、アセトアミノフェン、イブプロフェン、ナプロキセンなどの鎮痛剤を試してみてください。
4歳以下の子どもには、市販の風邪薬やインフルエンザ治療薬を与えないでください。4歳から6歳の子どもには、医師が推奨する場合にのみ与えるようにしましょう。ラベルを読んで、症状を正しい薬と照らし合わせることができるようにしましょう。子供の年齢と体重に合った薬と量を使用するようにしましょう。
少しの配慮で、ほとんどの場合、1週間から10日以内に気分が良くなります。しかし、症状がひどい場合、悪化した場合、7日経っても良くならない場合は、医師に連絡してください。
