結腸・直腸癌の病期分類

医師が結腸・直腸のステージを説明します。

医師は、あなたに最適な治療法を提案する際に、あなたのの病期を考慮します。ステージはまた、あなたのがんが治療によって良くなるかどうかを知るために、がんケアチームを支援します。

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ステージ0の大腸がん

最も初期のステージです。大腸の一番内側の粘膜にのみがんが認められます。

ステージ0の大腸がんの治療法についてご紹介します。

ステージ1(Ⅰ)大腸がん

がんが大腸の最内層を越えて2層目、3層目と広がり、大腸の内壁を巻き込んでいる状態です。しかし、外壁や大腸の外側には広がっていない。

ステージIの大腸がんに対する治療法についてご紹介します。

ステージ2(II)大腸がん

腫瘍が大腸の筋壁を突き破って広がっており、また近くの臓器に浸潤・癒着している可能性があります。

しかし、リンパ節にはがんはありません。リンパ節は、感染と戦う細胞を作り保存する全身の小さな構造物です。

ステージⅡの大腸がんの治療法についてご紹介します。

ステージ3(III)大腸がん

がんが大腸の外側の1つ以上のリンパ節に転移している状態です。

ステージⅢの大腸がんの治療法について詳しく見る

ステージ4(IV)大腸がん

がんが大腸以外の肝臓や肺など、体の他の部位に広がっている状態です。腫瘍の大きさは問いません。腫瘍の大きさは問いませんが、リンパ節への転移がある場合とない場合があります。

ステージIVの結腸の治療法に関する情報をご覧ください。

直腸癌の病期分類

直腸癌の病期分類は大腸癌とほぼ同じですが、腫瘍が大腸のかなり下の方にあるため、治療法の選択肢が異なる場合があります。

直腸がんのステージ0

直腸の内側の粘膜にのみ腫瘍がある状態です。

この早期のがんを治療するために、外科医は腫瘍またはがんがある直腸の小さな部分を切除します。

ステージ0の直腸がんの治療法について、詳しくはこちらをご覧ください。

ステージ1(Ⅰ)直腸がん

初期型または限定型のがんです。腫瘍が直腸の内壁を突き破っています。しかし、筋壁を越えてはいません。

ステージIの直腸がんに対する治療法についてご覧ください。

ステージ2(II)直腸がん

腫瘍が腸壁を突き破って、膀胱や子宮、前立腺など、近くの臓器に転移している可能性があります。

ステージⅡの直腸がんの治療法についてお読みください。

ステージ3(III)直腸がん

腫瘍がリンパ節に転移している状態です。リンパ節は、感染と戦う細胞を作って保存する全身の小さな構造体です。

ステージIIIの直腸がんの治療法に関する情報を得ることができます。

ステージ4(IV)の直腸がん

腫瘍が体の離れた部位に広がっている(転移)。大きさは問いません。肝臓や肺は直腸がんがよく転移する場所です。

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