膵炎の症状 腹痛、心拍数の低下、発熱、嘔吐、黄疸（おうだん）：

急性膵炎と慢性膵炎の症状について、医師が解説しています。

急性膵炎の場合、症状は以下の通りです。

• 上腹部の中央に突然の激痛が起こり、多くの場合、大食や大量飲酒の12～24時間後に始まり、痛みは背中にまで広がることがあります。

• 発熱

発熱

• 吐き気または嘔吐

• 皮膚のべたつき

• 腹部の膨張と圧痛

• 脈拍が速い

慢性膵炎の症状としては

• 背中や胸部にまで広がる強い腹痛が長時間続き、痛みは持続する場合と断続する場合があります。

• 過度に汚い、かさばる便が出る

• 吐き気または嘔吐

• 食物の吸収不良による体重減少

• 腹部膨満感

• 膵臓のインスリン産生細胞が障害されると糖尿病を発症する

こんな時は医師に連絡を

• 急性膵炎の患者さんは、深刻な、おそらく生命を脅かす合併症を避けるために、専門的なケアを受ける必要があります。慢性膵炎の場合も、専門家による評価と治療が必要です。

• 膵炎の治療後も体重が減り続けている。体が食物を適切に消化できない合併症を起こしている可能性がある。

• 顔色が悪い、寒気がする、体がしっとりする、心拍が速い、呼吸が速い、ショック状態の可能性があり、救急処置が必要です。

• 慢性膵炎や急性膵炎の合併症（仮性膵炎など）の可能性があります。